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【DEEP☆KICK】寺山日葵の弟・遼冴がタイトルに王手、昼夜興行で2大王座決定戦

2020/08/03 11:08
【DEEP☆KICK】寺山日葵の弟・遼冴がタイトルに王手、昼夜興行で2大王座決定戦

寺山遼牙(左)とHΛL、共に10代の2人が-53kg王座決定トーナメント決勝戦を争う

2020年9月21日(月・祝)大阪・泉大津市のテクスピア大阪にて同日二部構成で開催される『DEEP☆KICK 46』及び『DEEP☆KICK 47』のメインカードが発表された。

 前半の『DEEP☆KICK 46』でメインを任されたのは、7月26日に行われた『DEEP☆KICK 44』にて63kg王座決定トーナメント準決勝を共にKOで勝ち上がった2人による王座決定戦。


(写真)山畑(左)と海月による63kg王座決定トーナメント決勝戦

 まずはMA日本キックボクシング連盟ランカーの竹市一樹(MA二刃会)をローキックの連打で痛め付け、フィニッシュは顔面膝蹴りと壮絶なKO勝ちで決勝に上がった山畑雄磨(NJKF心将塾)。山畑は蹴りに絶大な自信を持っていて決勝でも蹴りまくって倒すと豪語している。

 対するは蹴りの山畑とは対照的にパンチ主体で上がってきた海月(D.O.T)だ。こちらも『DEEP☆KICK 44』でベテランの藤阪弘樹(M-FACTORY)を相手に序盤からダウンを奪って優位にすすめ、2Rでは体力が続かず逆転されるかと思うほど劣勢の中、右フック一発で再逆転KO勝利、会場をどよめかせた。山畑の蹴りか、海月のパンチか。

 後半の『DEEP☆KICK 47』のメインも『DEEP☆KICK 44』で-53kgトーナメント準決勝を勝ち上がった二人の対決となる。当初は王者・滉大 (及川道場)への挑戦権を懸けた戦いであったが滉大がベルト返上を表明したため、急遽-53kg挑戦者決定トーナメントより王座決定トーナメントに変更となった。


 王座を懸けた戦いとなったこの試合に、一樹(teamNAOKI)からダウンを奪い決勝へと進んだ名古屋の名門ジム「OHISHIGYM」の刺客・HΛL(OISHIGYM)が登場する。高身長からの打ちおろすパンチはまさに驚異、あどけない顔からは想像もつかないアグレッシブファイトでベルトを狙う。


 対するはRISE女子王者・寺山日葵の弟・寺山遼冴(TEPPENGYM)だ。神童・那須川天心に鍛えられた驚異のフィジカルを武器に、準決勝では勇馬 (山口道場)に圧勝、フィニッシュは豪快な顔面前蹴りKOで勝ち名乗りをあげた。激戦が予想されるこの試合は両者とも十代、どちらが勝ってもまだまだ成長が期待されるフレッシュな王者が誕生する事となる。

<決定対戦カード>

◎DEEP☆KICK 46
▼DEEP☆KICK-63kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
山畑雄摩 (NJKF心将塾)
海月 (D.O.T)

◎DEEP☆KICK 47
▼DEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
HΛL (OISHIGYM)
寺山遼冴 (TEPPEN GYM)

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