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【新日本キック】2月以来の開催決定、メインは勝次vs潘隆成=9・27後楽園ホール

2020/07/23 07:07
【新日本キック】2月以来の開催決定、メインは勝次vs潘隆成=9・27後楽園ホール

新日本キックのエース・勝次が閉鎖された藤本ジムの名前を背負い、REBELSからの刺客と対戦

 2月大会以来、新型コロナウイルスの影響で大会開催を中止していた新日本キックボクシング協会が、9月27日(日)東京・後楽園ホールで『TITANS NEOS 27』の開催を発表した。

 メインイベントは、WKBA世界スーパーライト級王者・勝次(藤本ジム)がREBELSから参戦する元WPMF日本スーパーライト級王者・潘隆成(クロスポイント吉祥寺)を迎え撃つ。


(写真)コロナ感染が拡大するまでタイで練習と試合を重ねていた潘

 勝次は2003年にプロデビューし、2015年にキャリア12年目にして新日本キックボクシング協会の日本ライト級王座に就いた。2017年にKNOCK OUT初代ライト級トーナメントへ参戦すると、1回戦の不可思戦、準決勝の前口太尊戦といずれも倒し倒されの大激闘を演じて一気に名を挙げ、決勝では森井洋介に敗れるも大きなインパクトを残した。2019年10月には悲願であったWKBA世界王座をTKO勝ちで獲得。12月にはREBELS王者の丹羽圭介を激闘の末に下したが、2月大会ではロンペットY’Z D GYM(タイ)に判定負け。

 潘はREBELSをホームリングに様々な団体で活躍し、健太、小川翔、スアレックらと対戦。2016年9月にはWPMF日本スーパーライト級王座を手にした。2019年10月からタイへ単身武者修行に渡り、タイの名門PKセンチャイジムに住み込みで練習。タイで試合経験を重ねていたが、コロナの影響で帰国していた。

 なお、勝次は今年1月に閉鎖された日本最古のキックボクシング「目黒ジム」の後継である藤本ジムの名を背負って出場する。


(写真)極真空手全日本王者を兄に持つ高橋(右)

 セミでは極真空手出身で多彩な蹴り技を持つ日本ライト級王者・高橋亨汰(伊原道場本部)が、NJKFの野津良太(E.S.G)を迎え撃つ。野津は2019年6月に行われたNJKFライト級タイトルマッチで挑戦者として出場したが、結果はドローとなり王座まであと一歩まで迫った選手。2019年10月のJ-NETWORK後楽園大会ではJ-NETWORKスーパーライト級1位のI-CROWを1R飛びヒザ蹴りでKOしてインパクトを与えた。


(写真)パワーとムエタイテクニックを併せ持つブラボ

 日本ウェルター級王者リカルド・ブラボ(伊原道場本部)は、2019年に開催されたREBELSスーパーウェルター級リーグ戦で決勝へ進出した津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)と対戦。前日本フライ級王者・泰史(伊原道場本部)は、同じくREBELSから送り込まれた心直(REON Fighting Sports Gym)との対戦が決まった。


(写真)美少女モデルのアリスが約1年半ぶりの試合に臨む

 また、第1試合にはERIKO(トイカツ道場)vsアリス(伊原道場本部)の女子マッチも組まれた。アリスは現在16歳。日本人の父とイスラエル人の母のハーフで、4歳から伊原道場で練習を積み、2019年3月にプロデビュー戦を勝利で飾った「ミスセブンティーン2018」の美少女モデル。

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