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【KHAOS】優勝者は夢が叶うトーナメント開催、鵜澤悠也「あばら3本折り返してやろうかなと思ってる」

2020/07/16 01:07
2020年9月5日(土)東京・新宿FACEで開催される『KHAOS.11』の記者会見が、7月15日(水)都内にて行われた。  毎大会、様々なコンセプトで開催されるKHAOS。今回は「DREAM KHAOS」(ドリーム・カオス)という4選手参加のワンデートーナメントの開催が決定。しかも、優勝者は「夢」を叶えることができるというご褒美付きとなっている。  出場選手はこの会見が終わった後から夢を考え、8月中に名前を伏せた状態で夢を事前公開。そして、大会当日に優勝者は自分の夢が何かを発表し、その夢を叶えてもらうという主旨の大会だ。  トーナメントは女子アトム級と男子バンタム級で開催され、男子バンタム級1回戦は以下の組み合わせとなった。 高橋享祐(IKUSA-GYM)大石和希(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ) 鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)小島卓也(優弥道場)  この中で一番キャリアがあるのが高橋で今回の試合でプロ3戦目。鵜澤も2戦目、小島と大石はデビュー戦となるなど、フレッシュなメンバーが顔を揃えることになった。会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーも、「これからプロとしてどう磨かれていくのか注目の選手たち。1日でどう変わっていくのかも、期待していただきたい」と、今後の活躍に期待を寄せる選手たちだ。  キャリアは浅いものの、それぞれトーナメントと「夢」の実現に対しての気持ちは強く、中でも格闘代理戦争を経験している鵜澤は、「“持っている”男はここで優勝を掴めると思うので、間違いなく圧倒的に優勝します」と自信満々。対抗ブロックの高橋にはちょうど2年前の7月15日に行われたアマチュア大会で負けた因縁もあり、「あの時、僕はアバラを2本折られたので、決勝で3本折りかえしてやろうかなと思っている」と挑発的なコメントをしていた。その鵜澤に勝った高橋も「決勝できっちり決着つけたい」と鵜沢を意識しており、決勝戦での再会を望んでいた。  今回がデビュー戦となる大石と小島もワンデートーナメントに対して臆するところはない。大石は「パンチでも蹴りでも倒せる技を持っている」と技術に自信があるようで、一回戦の相手である高橋に対しても「結構顔がいかつくて怖いなと思ったんですけど、試合当日は僕がKOする」と大胆不敵に言い放っていた。もう一人の小島は「見た目からわかる通り堅実派(笑)」と言っていたものの、「トーナメントになったと聞いて凄いチャンスだなと思ったので、ここで名を上げて行きたい」と、デビュー戦からのブレイクを虎視眈々と狙っている。  芦澤竜誠をはじめ、数々の選手がブレイクのきっかけを作ったKHAOS。「夢」と野心を心に秘めた4人の男たちが、次なるスターダムを狙う。 <各選手のコメント> 大石和希「今回プロデビュー戦なんですけど、こんなにおもしろい舞台を用意していただいたので、しっかり2人ともKOして勝てるように頑張ります。お願いします。(今回のトーナメントのオファーを受けた時の心境は?)最初はやっぱり普通のワンマッチかなと思ってたので、トーナメントって聞いた時はびっくりしたんですけど、一気に名前を上げられるチャンスなので、しっかりKOしたいと思います。(夢が叶うという企画についてはどう思った?)まだ夢は思いついてないので、しっかり考えておきます。(一回戦で対戦する相手の印象は?)結構顔がいかつくて怖いなと思ったんですけど、試合当日は僕がKOするんで見ていてください。(決勝で戦いたい相手、もしくは決勝で戦うと予想している相手は?)鵜澤選手とはやったことないし、代理戦争に出てて、結構有名なのでやってみたいです。 (ファンの皆さんには自分のどういうところをアピールしたい?)自分は一番軽い階級なんですけど、パンチでも蹴りでも倒せる技を持っているので、そこを見せたいなと思っています。(KHAOSをきっかけにブレイクした選手も多いが、そこは意識しているか?)ジムの先輩の(松本)日向くんだったり、同期の(北村)夏輝が凄い注目されていて、刺激を受けてるので、僕も続きたいなと思います。(自分を分析して野心家か? 堅実派か?)こういうおもしろい企画とか好きなんで野心家のほうかなって思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)デビュー戦なんですけど、しっかりみんなの印象に残る試合をしたいと思っているんで、応援よろしくお願いします」 高橋享祐「IKUSA-GYM今回こんなチャンスをいだいて結構ワクワクしています。当日楽しみにしていてください。(今回のトーナメントのオファーを受けた時の心境は?)ワンデートーナメントと聞いて、本当に楽しみです。(夢が叶うという企画についてはどう思った?)夢が叶うって凄い面白い企画だなと思って。まあ、夢は特にまだ決まってないんで考えておきます。(一回戦で対戦する相手の印象は?)申し訳ないですけど、試合とかちょっとわからないんで印象とかないんですけど……まあないです(笑)。(決勝で戦いたい相手、もしくは決勝で戦うと予想している相手は?)鵜澤選手と因縁というか、アマチュアの頃からそういうのがあるので、決勝できっちり決着つけたいなと思っています。 (ファンの皆さんには自分のどういうところをアピールしたい?)特にないんですけど、全部見てもらいたいです。(KHAOSをきっかけにブレイクした選手も多いが、そこは意識しているか?)あんまり意識してないですね。普通に試合して勝てば、それなりに見てもらえるので意識してないです。(自分を分析して野心家か? 堅実派か?)僕はこう見えても結構堅実です。(ファンの皆さんへのメッセージは?)コロナとかでいろいろ大変だと思うんですけど、普段から応援してくれる人とか、凄く力になっていますので、そういう人に試合を届けます」 小島卓也「今回この試合の話をいただいた時にびっくりしたのと同時に感謝の気持が溢れてきました。頑張って優勝するようにいたしますので、応援よろしくお願いします。(今回のトーナメントのオファーを受けた時の心境は?)最初僕もワンマッチだと聞いていたんですけど、それが消滅してしまって、今回このようなトーナメントになったと聞いて凄いびっくりしました。と、同時に凄いチャンスだなと思ったので、ここで名を上げて行きたいと思います。(夢が叶うという企画についてはどう思った?)今回夢が叶うというお話をいただいたんですけど、僕はもう夢を叶えているので、これから次の夢を考えていきたいと思います。(一回戦で対戦する相手の印象は?)さっき写真を撮った時に向かい合ったんですけど、この人は純粋に強いなと思ったので、この人に勝って弾みをつけて優勝したいなと思います。(決勝で戦いたい相手、もしくは決勝で戦うと予想している相手は?)正直、誰が上がってくるかわからないので、そこまで考えてないです、どちらとも戦えるように練習していきたいと思います。 (ファンの皆さんには自分のどういうところをアピールしたい?)僕は結構パンチが武器だったりするので、パンチを見てもらいたいのもありますし、練習している蹴りも見てほしいです。(KHAOSをきっかけにブレイクした選手も多いが、そこは意識しているか?)優弥道場には格闘代理戦争に出た2人、目黒(翔大)、水津(空良)がいて、このKHAOSでも活躍してたので、それを見て僕も刺激を受けて、彼らのことを見習いながら頑張りたいと思います。(自分を分析して野心家か? 堅実派か?)見た目からわかる通り堅実派だと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)今回デビューできたのは道場の人たちとK-1 JAPAN GROUPのおかげだと思っておりますので、頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」 鵜澤悠也「K-1ジム五反田の鵜澤悠也です。前回KHAOSでデビュー戦をあっけなく負けてしまったんですけど、今回このようなチャンスが来たので、“持っている”男はここで優勝をつかめると思うので、間違いなく圧倒的に優勝します。(今回のトーナメントのオファーを受けた時の心境は?)ワンデートーナメントということで普通の試合よりかは間違いなく注目浴びると思うので、たくさんの女の子にも見てもらえると思いますし、ここで優勝して目立っていこうかなと思っています。(夢が叶うという企画についてはどう思った?)夢が叶う……まあここで優勝して、弾みをつけて、ドンドン活躍していけば、格闘技でたくさんの人に自分を知ってもらって、いろんなパワーとかを与えていけるようになると思うので、そのためにもその夢の一歩ということで、今回優勝しようと思います。 (一回戦で対戦する相手の印象は?)アマチュアの試合を何個か見たことがあるんですけど、ガトリングパンチみたいなパンチを打つ人で、僕もパンチ得意なので楽しい試合になりそうだなと思います。(決勝で戦いたい相手、もしくは決勝で戦うと予想している相手は?)高橋享祐くんが言ったように僕と因縁があるんですけど、それが実はちょうど2年前で2018年の7月15日。アマチュア大会の決勝で試合して、延長戦で判定で負けてるんですけど、あばら2本折られてて。今回あばら3本折り返してやろうかなと思っているんで、享祐に上がってきてほしいですね。 (ファンの皆さんには自分のどういうところをアピールしたい?)ワンデートーナメントは最後は気持ちだと思うので、気持ちの出た試合をやるのでそこを見てください。(KHAOSをきっかけにブレイクした選手も多いが、そこは意識しているか?)他の選手には全然興味がないので、特にないですね。(自分を分析して野心家か? 堅実派か?)見た目からわかるように野心家だと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)前回の負けで応援してくれてた人たちに、かなり悔しい思いをさせてしまったと思うので、今回応援してくれる人たちに喜んでもらうためにも絶対に優勝したいと思うので、応援のほうよろしくお願いします」
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