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【RISE】那須川天心に挑んだ笠原友希「気付いたら倒れていた」スピードが予想以上だった

2020/07/13 02:07
【RISE】那須川天心に挑んだ笠原友希「気付いたら倒れていた」スピードが予想以上だった

「試合直後は目がぼやけていた」という笠原だが「ダメージはもう大丈夫」

2020年7月12日(日)にRISE初のテレビマッチ(無観客大会)として開催された『RISE on ABEMA』。そのメインイベントで、那須川天心(TARGET/Cygames)に挑んだSB日本フェザー級1位・笠原友希(シーザージム)が試合後インタビューに答えた。


「今までは凄く憧れの選手で、自分の中で存在が大きい選手だったので同じリングに立てたのが嬉しかったです。“これが那須川天心選手か”という感じでした。入場から全てが天心選手でした。オーラが凄いありました」と振り返る。

「右のフックをもらっちゃって、ディフェンスがまだまだだなと。努力の違いを感じました。天才なのに全然努力している。自分はまだまだ及ばないという感じだったのでもっと練習して次に臨みたいです。自分はまだまだ低レベルなところにいるな、という感じでした。もっと頭を使って、練習したことを試合に出せるように練習して経験したことを活かしていきたいです」と、那須川が努力していることを身を持って感じたという。


 その努力をどこに感じたかとの質問には「攻撃の形、体つき、気持ちですかね。自分は挑戦するのも怖くて、怖がりながら練習していました。那須川選手がメイウェザーとやった時もこういう気持ちだったのかなって。キックボクシング世界一とやるのに、こういう気持ちではダメだと感じました」と、メイウェザーに挑んだ那須川の気持ちの強さが分かったとする。


「圧力は思ったよりもなかったんですが、スピードが速くてパンチのキレが速くて…最初のダウンは“もらってしまった”という感じでしたが、2回目のダウンは気付いたら倒れていました」と那須川のパンチは見えなかったと言い、「自分も天心選手の試合へ向けて対策してきたつもりで、穴というか技を練習してきたんですが、スピードが全然速くて穴はあると思いますがそこを突けなかった感じです」と、スピードが予想以上だったと評した。

 最後には「貴重な経験を19歳でさせてもらって、試合を組んでくれたことに感謝しています。もっともっと自分が強くなって、同じ舞台に立てるのであればまた挑戦したいです」と、同じステージに立てるほど自分が強くなれば再戦したいと語った。

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