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【RIZIN】天心&メイウェザーのサイン入りグローブ、1千万円ディナー、2千万円ベルトも=『RIZIN活動継続クラファン』開始

2020/07/07 12:07
【RIZIN】天心&メイウェザーのサイン入りグローブ、1千万円ディナー、2千万円ベルトも=『RIZIN活動継続クラファン』開始

 2020年8月9日(日)と10日(月・祝)、横浜みなとみらいにある「ぴあアリーナMM」にて、「RIZIN.22」「RIZIN.23」の2デイズ連続開催を発表したRIZINが、クラウドファンディングでの支援募集を開始した。目標金額は5千万円。

『RIZIN活動継続クラファン』と題された同クラウドファンディングは、5千円から最大2千万円のコースが用意され、リターンも用意。

 ミニマムの5千円コースでは「選手から支援者へのお礼動画」(選手選択は不可)「感謝状(画像データの提供)」「限定スマートフォン用の壁紙(画像データの提供)」がリターンとして用意される。

 300万円コース(3枠限定)では、会場ビジョンやHPに名前を掲載の上、「笹原圭一広報事業部長をはじめとしたRIZINのスタッフとの特別ディナー招待」が用意され、500万円コース(2枠限定)では「榊原信行CEO、笹原部長、RIZINトップ選手1名とのディナー」、1千万円コース(1枠限定)で「RIZINトップ選手2名とのディナー」とグレードアップされている。

 また、ほかコースでは、「RIZINのトップ選手がライブ配信をしながら過去の試合映像の解説や裏話を行うオンラインディナーショー」「榊原代表とオンラインで90分ディナー」のほか、1枠限定の「200万円コース」では、「那須川天心とメイウェザーのサイン入りグローブ(RIZINの証明書付)」、さらに今回のクラウドファンディング最大となる「2千万円コース」では、「RIZIN旗揚げの際に作成した特製のレプリカベルト」が1枠限定のリターンとして用意されている。

 同クラウドファンディングは、オープンから約1時間で200万円を突破している。

 下記は榊原CEOからのコメント抜粋。

「みなさん、こんにちは。『RIZIN』代表の榊原信行です。私たちは今、未曾有のウイルスに伴う大きな壁にぶつかっています。新型コロナウイルスの影響を受け、これまで準備していた大会がすべて中止。『RIZIN』はかつてない経営危機に直面しています」

「新型コロナウイルスの感染拡大により、全国に緊急事態宣言が発令され、すべての大会を中止せざるを得ない状況に追い込まれました。我々も、横浜、仙台、大阪で想定していた合計3大会を中止せざるを得ませんでした。これは、『RIZIN』の今年度実施予定だった大会の半分にあたります。この3つの大会中止により、約7億円もの売上がなくなりました。

 格闘技業界は、収益基盤の大半を、大会開催に紐づく『チケット収益・スポンサー収益』が占めています。大会が開催できないということは収益の確保は見込めず、ただただ負債が積み重なっていきます。このままでは、資金は枯渇し、立ち行かなくなることは火を見るより明らかです。まさに今、かつてない危機的な状況に直面しているのです

 また、大会の開催が中止になったことにより、選手自身の生活も危機に瀕しています。試合をし、ファイトマネーで糧を得る選手たちは、当然ですが、試合をしなくては生きていけません。『このまま試合がなければ生活が持たない』『運営しているジムも閉鎖して仕事がなくなった』『生きていくために、格闘技を断念することも考えてしまう』という悲痛な声は私の耳にも届いています。しかし、私が大会を開催しないことには、彼らを救うことができません。

 現状に苦しむ選手、そして支えてくれるファンの皆さまのためになんとしてもこの危機を乗り越え、『RIZIN』を存続させなければならないと思っています」

「本来であれば、こうしたことを口にせず、やせ我慢をしてでもイベントを開催することが私の役割なのかもしれません。しかしながら、現在『RIZIN』が置かれている状況は、私のやせ我慢だけでは乗り切れない状況にあるのです。今回、皆さまからの温かい声援やアドバイスを受け、クラウドファンディングを立ち上げることになりました」

「大会には、選手たちへのファイトマネーはもちろん、当日の運営費や会場設営費、映像・音響などの配信環境の整備、観客の万全な安全対策などといった多額な費用が発生します。このような危機的状況を考えると、最大限の安全管理やコストカットをして、大会開催を実施せざるを得ませんが、一方で『RIZIN』ならではの空間をお届けすることを諦めるつもりもありません。

世界観やクオリティを変えることなく、これまで通りの『RIZIN』をなんとか実現し、そして、より多くの方々にこの挑戦の一員・仲間となって頂きながら、格闘技の熱を復活させる最高の舞台を共に創り出したいのです。どうか、皆さまのご支援をお願い致します」

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