壽美(左)は51.8kg、NA☆NAは51.4kgで計量をパスした
2020年6月28日(日)東京・新宿FACE『Krush.113』の計量&記者会見が、27日(土)13:00より都内にて行われた。
第4試合の女子フライ級3分3R延長1Rで対戦する、壽美(NEXT LEVEL渋谷)は51.8kg、NA☆NA(エスジム) は51.4kgでリミットの52.0kgをパス。
その後の会見で、壽美は「今回はとにかく自信を持ってリングに上がれる状態を作って来たので、自信満々で戦おうと思います」と言葉通り自信に満ち溢れた表情で挨拶。初参戦となるNA☆NAは「初めてのK-1 JAPAN GROUPでの試合ということで破壊力のあるところを見せたいです」と破壊力をアピールしたいという。
お互いの印象を聞かれると、NA☆NAは「壽美選手はまず可愛い。あとアグレッシブに前へ出て来る選手でフィジカルが強いとスパーリングした時に思ったので、そこで負けないように私もフィジカルトレーニングを積んできたのでその成果を発揮できるように頑張ります」、壽美は「スパーリングして前に来る力が本当に強くて。私もそれを持ち前にしているのでそこで負けず、プラス技術も見て欲しいです」と、かつてスパーリングで拳を交えた時の印象を話した。
6月17日にはKANAが第4代Krush女子フライ級王座を返上し、同階級の王座は空位になっている。壽美は「ずっとそのことを考えていて、自分はKANA選手に挑みたいと思ってやってきたので、自分がKrushのベルトを獲って自分の強さを見てもらって、KANA選手に挑みたいと思っています」と、KANAの後を継ぐのは自分であり、ベルトを獲ったらKANAに挑みたいと意欲を燃やす。
今回の試合は「自粛期間にジムを使えなかったんですが、凄く考えるきっかけになりました。自分に何が足りないのかを考えて、自分対自分の練習時間、誰も見ていないからこそ力を抜けないというところで一つ一つ考えて練習ができたり、走り込めたり、筋トレしたりと、いろいろできました。そういう面で一つ一つ変わったかなというのをジムに行って、ミットをやって練習の中で実感しているところがあって、だから今回の試合では変わった姿を見せられるんじゃないかなと思っています。前の印象を壊すつもりで強くなった、上手くなったという印象を残します」と、孤独な練習で変わった自分を見せるとした。
対するNA☆NAは「Krushを見ている皆さんは、壽美さんの名前が上がれば顔もパッと出てくる選手だと思うので、私もそういうポジションになりたいとは思います。エスジムとNA☆NAの名前を憶えてもらえる試合がしたい」と、自分をこの試合で印象付けたいとする。
そしてどのような試合をしたいかと聞かれると、NA☆NAは「みなさん久しぶりの格闘技観戦になると思いますが、やっぱり格闘技観戦って楽しいよねって思ってもらえるような試合にしたい」、壽美は「気持ちの強い試合をして、一人でも多くの人に勇気や元気を与える試合がしたい」と、それぞれ見ている人に伝わる試合がしたいと答えた。