2020年6月28日(日)東京・新宿FACE『Krush.113』の計量&記者会見が、27日(土)13:00より都内にて行われた。
第6試合の女子ミニマム級3分3R延長1Rで対戦する、高第2代Krush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)は47.7kg、真美(Team ImmortaL)は47.6kgで、それぞれリミットの48.0kgをパス。
計量後の会見では、2019年5月にプロ3戦目で獲得し、同年10月には初防衛に成功しているKrush女子アトム級王座のベルトを返上した高梨。「アトム級のベルトを返上してミニマム級の試合なんですが、アトム級よりパワーが上がっていると思うのでパンチの力を見て欲しい。絶対にKOします。ミニマム級のベルトを獲ることが目標ですけれど、もっと身体を大きくして上の階級に行きたい気持ちはあります」と、3階級制覇も視野に入れていることを明かした。
対する初参戦の真美は「今回K-1 JAPAN GROUPさんの試合に出られることになって、いろいろな方からのご協力あってこその参戦になります。そういう方のためにも、応援してくれる方々のためにも一生懸命に頑張って、しっかりと勝って、魅せる試合をしたいと思います」と静かな口調で語る。
相手の印象聞かれると、高梨は「全く情報がないので分かりませんが、パンチでガンガン来るのかなと思う。でも一発のパンチ力は絶対に自分の方があると思うので負けません」と自信満々の表情で答え、真美は「スピードがある選手だと思う、パワーは私もあるので負けないつもりなので見て欲しい」とパワー勝負なら負けないとした。
初参戦にして一階級下の元王者と戦うことになった真美だが、「みんなが知っている選手なので、私もその高梨選手を倒して、今回新設されたミニマム級の顔に私がなれたらなと思っています」と、ミニマム級の主役になると野望を燃やす。
一方、今回が階級を上げての第一戦となる高梨は「コロナで自粛期間中はジムには行けなかったんですが、走ったり筋トレは欠かさずやってできることはやって、なるべく筋肉を落とさないでやっていました」と身体を維持していたと言い、アトム級の時とは「全部が違います。練習していても追い込み期間中、凄い追い込めるし、身体が動くしで、自分でもビックリしています」と全てが違うと笑顔を見せた。
どういう試合をしたいかと聞かれ、真美が「一番いい試合を見せられたらと思っています。皆さんに元気になって欲しい」と見ている人を楽しませる好試合がしたいと言うと、高梨は「KO一択です」の一言。
「私のことを全然知っている人がいないので、明日の試合で私の名前とジムの名前を刻みつけられるようにします」とインパクトを残すと真美が意気込めば、高梨は「明日はぶっ飛ばして、倒す試合をするので、ぜひお楽しみにしていてください」とKO決着以外はありえないとの不敵な笑みを浮かべた。