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【UFC】アスクレンがローラーをブルドッグチョーク葬「ティルでもマスビダルでも、勝ったやつとやりたい」、ジョーンズが王座防衛「俺が戦えている理由はみんなにある」。ウッドリーに完勝したウスマンがウェルター級王者に「ナイジェリア初の王者になれて最高」。マゴメドシャリポフはスティーブンスを降す=3.3「UFC 235」勝者コメント

2019/03/04 18:03
【UFC】アスクレンがローラーをブルドッグチョーク葬「ティルでもマスビダルでも、勝ったやつとやりたい」、ジョーンズが王座防衛「俺が戦えている理由はみんなにある」。ウッドリーに完勝したウスマンがウェルター級王者に「ナイジェリア初の王者になれて最高」。マゴメドシャリポフはスティーブンスを降す=3.3「UFC 235」勝者コメント

(C)Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC 

UFC(Ultimate Fighting Championship)は日本時間2019年3月3日(日)に米国・ネバダ州ラスベガスのT-Mobileアリーナを舞台に「UFC 235」を開催した。

メインイベントでは、ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(米国 23勝1敗)にアンソニー・スミス(米国 31勝13敗)が挑戦。試合は、4Rに片手をマットにつけた状態のスミスにジョーンズが反則のヒザ蹴りで2Pのペナルティが与えられたものの、終始ジョーンズがスミスを圧倒し、判定3-0で勝利。ジョーンズがライトヘビー級王座の初防衛に成功した。

セミメインイベントでは、ウェルター級王者タイロン・ウッドリー(米国 19勝3敗)にカマル・ウスマン(ナイジェリア 14勝1敗)が挑戦。ウッドリーにペースを握らせないウスマンが自身のリズムで試合を進め、一方的な展開で王者を攻め込み、大差判定3-0(50-44×2,50-45)で勝利。ウェルター級のベルトを巻いた。14連勝のウスマンはアフリア人初のUFC王者に。

また、UFC初参戦となった元ONE世界ウェルター級&元Bellator世界ウェルター級王者のベン・アスクレンは、元UFC世界ウェルター級王者のロビー・ローラーと対戦。

1R開始早々に組み付いたアスクレンを大きくスラムして上を取ったローラーがパウンドを入れ、流血のアスクレンがピンチに陥るも、立つアスクレンがシングルレッグからダブルレッグ、最後はアンクルピックでテイクダウン奪うとバックへ。リアネイキドチョークからブルドッグチョークに移行すると、右手を力なく落としたローラーの動きを見て、レフェリーが試合を止めた。すぐに起き上ったローラーは抗議するが、結果は変わらず。1R3分20秒、アスクレンが一本勝ちでUFC初陣を逆転勝利で飾った。

さらに、バンタム級ではペドロ・ムニョスがコーディ・ガーブラントを1R、右フックでKO。フェザー級では12連勝中だったザビッド・マゴメドシャリポフが、7月にジョゼ・アルドに敗れるまでは3連勝中だったジェレミー・スティーブンスと対戦。打撃で圧力をかけるスティーブンスに、攻撃の精度で上回るマゴメドシャリポフがテイクダウン&コントロールでスティーブンスにペースを握らせず。UFC5連勝を決めた。

【UFC 235 試合結果&勝者コメント】
現地時間2019年3月2日(土)、日本時間3日(日)
T-Mobileアリーナ(アメリカ・ネバダ州ラスベガス)

▼メインイベント UFC世界ライトヘビー級選手権試合 5分5R
○ジョン・ジョーンズ(米国)
[判定3-0]※48-44、48-44、48-44
×アンソニー・スミス(米国)

◆ジョン・ジョーンズ「打たれながら話しかけてくる、アンソニー・スミスのような選手は今までいなかった」

「まず、この勝利を与えてくれた神に感謝したい。MMAは簡単なスポーツではないからな。驚異的なパフォーマンスができる日もあれば、全くうまくいかない日もある。アンソニー・スミスには驚かされたよ。この試合で“ライオンハート”と言われる理由が分かった。打撃を打たれながら話しかけてくる選手は今までいなかったし、何よりターミネーターのようにタフな男だった。彼のキャリアも本当に素晴らしいと思う。ここまで多くの逆境を乗り越えてきているし、俺も見習わないといけない男の1人だ。とにかく今はこの勝利を思いっきり楽しみたい。これからも精進するために作戦を練っていくよ。UFCには多くの若いファイターが所属しているからな。いつも本当に感心している。フィアンセとチームのメンバーに感謝したい。俺が戦えている理由はみんなにある」

▼セミメインイベント UFC世界ウェルター級選手権試合 5分5R
○カマル・ウスマン(ナイジェリア)
[判定3-0]※44-50、45-50、44-50
×タイロン・ウッドリー(米国)

◆カマル・ウスマン「王者マップの上に母国ナイジェリアの名前を刻めた。地元にUFCを連れていく日が待ち遠しい」

「組み合わせということになれば、俺は誰よりもうまくやれる。レスリングから打撃に行くと思っているだろうし、打撃からグラップリングを仕掛けると思っているだろうけど、いろいろ組み合わせて混乱させられる。だからこそのMMAだろ? 俺が一番、俺がチャンピオンだ。ナイジェリア初のチャンピオンになれて最高の気分だし、王者マップの上に母国の名前を刻めた。地元にUFCを連れていく日が待ち遠しい」


【メインカード】

▼ウェルター級 5分3R
○ベン・アスクレン(米国)
[1R 3分20秒 ブルドッグチョーク]
×ロビー・ローラー(米国)

◆ベン・アスクレン 「ティルでもマスビダルでも、勝ったやつとやりたい」

「スラムの後、ギアが入るのに少し時間がかかった。相手の速さにびっくりして、少し時間がかかってしまったんだ。でも、目が覚めてからは当てていけたし、しっかりついていけた。絞め技が得意だから、グリップやプレースメントとかに取り組みながら、いろんなリアネイキドチョークのバリエーションを練習してきたんだ。相手のアゴの下に入れられたから、タイトになったと思いつつも、極める方法がないかもしれないとも思っていたけど、いろんなところから出血していたから、できる限りの強さで絞めた。みんながハーブ(・ディーン=レフェリー)に不満そうだったけど、彼はちゃんとロビーを確認していたし、ロビーが何も言わなかったんだ。ベテランらしいよね。あれがロビーさ。ハーブでも俺でもない。ティルでもマスビダルでも、勝ったやつとやりたい」

▼女子ストロー級 5分3R
○ジャン・ウェイリー(中国)
[判定3-0]※28-29、27-30、27-30
×テシア・トーレス(米国)

◆ジャン・ウェイリー「この先、中国からやってくるファイターのお手本になりたい」

「試合の展開はどうなってもおかしくなかったけれど、グラップリングがはまった感じ。ゲームプランはスタンディングをキープすることだったけど、向こうがグラップリングを仕掛けてきた。こっちは問題なかったし、誰が相手だろうとレスリングでも柔術でもいけるわ。中国を代表して戦えることを本当にうれしく思っている。もっと優れたファイターになって、この先、中国からやってくるファイターのお手本になりたい。このスポーツは中国で急成長しているし、特にUFCが中国にやってきてからはすごい。将来を思うと本当にワクワクするわ」

▼バンタム級 5分3R
○ペドロ・ムニョス(ブラジル)
[1R 4分52秒 KO]
×コーディ・ガーブラント(米国)

◆ペドロ・ムニョス 「セフードが階級を上げるか、TJがまた落とすのかもしれないけど、俺は待ちたくない。今すぐ挑戦させてくれ」

「コーディの試合はかなり見てきたし、研究もしてきたから、自分にとっては完璧な対戦だと思っていた。試合でも練習でも落とされたことは一度もないし、自分のアゴには何よりも自信がある。向こうの打撃を受ける力があることも分かっていたし、その上で俺の打撃をお返しするつもりだった。向こうのアゴにクリーンヒットできれば100%ノックアウトできると思っていた。今、暫定のタイトルが出回っているから、トップの動きがスローになっているバンタム級も今こそやるべきだ。セフードが(階級を)上げるか、TJ(ディラショー)がまた落とすのかもしれないけど、俺は待ちたくない。今すぐタイトルに挑戦させてくれ」

【プレリム】

▼フェザー級 5分3R
○ザビット・マゴメドシャリポフ(ロシア)
[判定3-0]※28-29、28-29、28-29
×ジェレミー・スティーブンス(米国)

◆ザビット・マゴメドシャリポフ「UFCではたった1年で5勝0敗。トップ5ファイターも食ってきたし、トップと戦いたい」

「すべて計画通り。ゲームプランは距離を取って足を動かしながら相手に打ち込んでいくことだった。俺はプランに沿っていったし、勝利に十分なだけはやれたと自信を持っていた。次の試合に向けていろいろ調整するところもあるけど、それは普通のこと。自分のパフォーマンスには本当に満足している。すでにUFCではたった1年で5勝0敗だし、俺のパフォーマンスは平均を超えていると思う。トップ5ファイターも食ってきたし、自分の力は見せてきたはずだから、トップと戦いたい」

▼ライトヘビー級 5分3R
○ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
[1R 0分36秒 TKO]
×ミシャ・サークノフ(カナダ)

◆ジョニー・ウォーカー「肩のケガは大したことない。腕1本でだって戦えるから何の問題もない」

「このために生まれてきたような気がするぜ。生まれ持った能力ってやつだ。死ぬほどトレーニングしているからね。パーティーなんて行かず、酒も飲まないし、1年を通してダイエット中さ。週末にスイーツを食べるだけ。何よりも集中しているし、100%これに注いでいる。肩のケガは大したことないよ。腕1本でだって戦えるから、俺には何の問題もない。いつどこで誰とだってやる。場所だけ教えてくれればな」

▼バンタム級 5分3R
○コーディ・ステーマン(米国)
[判定3-0]※29-28、30-27、29-28
×アレハンドロ・ペレスメキシコ)

◆コーディ・ステーマン「トップの人達とやりたいなら、これ以上にならないといけない」

「3ラウンドすべて自分が勝ったと思っていたけど、下手くそだった気もするから、なんて言っていいのか分からない。準備はできていたし、フィニッシュするつもりで臨んだ。キャンプもコーチたちも最高だったし、今回は思っていた通りにいったけど、ただ、パフォーマンスがね。相手がタフだったのもあるし、なかなか厄介だった。打撃も強くて、そんな風に見えなかったかもしれないけど、1ラウンド目で打たれた。動揺したわけじゃないけど、自分の足がうまく回ってないような感じ。そこからはリカバーするためにフェイントをかけたり、ごまかしたりしたけど、それはすべて試合の後半のためだった。トップの人たちとやりたいなら、これ以上にならないといけない。トップ10の誰か、あるいはビッグネームを指名したかったんだけど、この試合の後だと、とにかく試合に戻りたいと思っているから、誰でもいい。次の土曜日に戦っても構わない」

▼ウェルター級 5分3R
○ディエゴ・サンチェス(米国)
[2R 4分13秒 TKO]
×ミッキー・ガル(米国)

◆ディエゴ・サンチェス「ガルは期待の新人だし、いろんな相手をフィニッシュしてきている。自分の人生をかけて舞台に上がる必要があった。“ディエゴ・サンチェス”は今でもメキシコの代表的存在だと示したかった」

「最悪のノックアウト負けが続いた2017年以降、背水の陣が続いていた。そのうち1回はライト級だったけど、もうあの階級はできない。健康体でできなくなったし、リアクションの時間もスピードも遅くなっていた。クレイグ・ホワイト戦で3連敗を喫したくはなかったし、完全に崖っぷちだった。妻はもうあの時点で俺のことをあきらめていて、離婚しないといけなくなって、ここ数年はいろんな試練にぶち当たったんだ。俺はすべてをかけて戦っている。娘のため、キャリアのため、自分自身のために戦っている。この階級にディエゴ・サンチェスあり、まだやれるし、今でも危険な存在だ。みんなに、ディエゴ・サンチェスは今でもメキシコの代表的存在だと示したかったし、ボーッとしたこともなく、ケガもない。今日はしっかりした活躍が必要だった。ガルは期待の新人だし、いろんな相手をフィニッシュしてきている。だから、自分の人生をかけて舞台に上がる必要があった」

【アーリープレリム】

▼ミドル級 5分3R
○エドメン・シャバージアン(米国)
[1R 0分38秒 TKO]
×チャールズ・バード(米国)

◆エドメン・シャバージアン「1年に4回、3カ月ごとに試合がしたい」

「早々に相手をとらえたことは分かっていたし、ワンツーが当たったのも分かった。だから、向こうが打ってきたんだろうし、こっちはエルボーを食らわせて、そこからはヒストリーさ。UFC初戦は確かに判定だったけど、そこから多くのことを学んだし、初めてのUFCの緊張も知って、そういうすべてが最高の経験になった。目の前に現れた相手とやる準備はできている。誰かを指名したくはない。1試合1試合を戦っていきたい。アクティブに行きたいから、3カ月ごとに試合がしたい。1年に4回。だから、すぐに試合できることを願っている」

▼女子バンタム級 5分3R
○メイシー・チアソン(米国)
[1R 1分49秒 TKO]
×ジーナ・マザニー(米国)

◆メイシー・チアソン「UFC PIでトレーニングして、栄養管理とかすべてを対応してもらった」

「今回の試合は体重を作ってすべてをうまく整えることがすべてだった。そのためにかなり頑張らないといけなくて、12週間もノンストップで取り組んできた。体重を落とすために1週間で30マイルくらい走り込んだの。UFC PI(UFCパフォーマンス・インスティチュート)でトレーニングしたんだけど、そこで栄養管理とかすべてを対応してもらった。すごいのよ。自分の強みやコンディショニングの数字があっという間に上がって、すごく良くなって強くなる。みんなが私を優勢と見てくれたけど、ジーナが戦ってきた相手を見れば分かるように、彼女はものすごくタフだから、全力を尽くせるようにする必要があった。特定のエリアに関しては彼女が厄介になるだろうと思っていたけれど、本当に必死にがんばってきたから、1秒だって考える必要もなかった」

▼女子ストロー級 5分3R
○ハンナ・シファーズ(米国)
[判定2-1]※29-28、28-29、28-29
×ポリアナ・ヴィアナ(ブラジル)

◆ハンナ・シファーズ「かなり研究してカウンターを仕掛けて相手のタイミングを奪えると思っていた」

「最高に気分がいいわ。今回の試合に向けてキャンプを完了できたのはとてもいいこと。今回はしっかり準備できたと思うから。ポリアナがとてもタフなことは分かっていたし、彼女の試合をかなり見てきたから、カウンターを仕掛けて相手のタイミングを奪えると思っていた。UFCが許してくれるならできるだけ早く試合に戻りたい。どの試合でもいいわ。相手も選ばないから、誰とでも戦う」


『UFCってなんだ?』パーソナリティのチュートリアル福田充徳と西山茉希をゲストに大沢ケンジを迎えてUFC Japan公式ユーチューブチャンネルで配信された『UFC 235で大注目の2大タイトルマッチ! 熱戦の模様を裏実況!』の模様は引き続き視聴が可能。ほか詳細はUFC公式にて。

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