2020年8月30日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.65』の追加対戦カードが発表された。
52.0kg契約REDルール(ヒジ打ちあり)で濱田巧(team AKATSUKI)と白幡裕星(橋本道場/MuaythaiOpenスーパーフライ級王者)が対戦。
(写真)王者・老沼を追う濱田(左)と白幡が激突 濱田はREBELS軽量級のトップ戦線で活躍し、2019年8月の『K.O CLIMAX 2019』では蓮沼拓矢からバックハンドブローでダウンを奪って勝利。ひとつの引き分けを挟んで6戦負けなしと絶好調だったが、10月の『KNOCK OUT×REBELS』で国内トップクラスの実力者・大崎孔稀に惜敗して連勝がストップ。2019年12月にはREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者・老沼隆斗のタイトルに挑戦して善戦したが判定で敗れた。
白幡はアマチュアで多数の経験を積み、2018年10月にプロデビュー。同年11月にはキック界のレジェンド・立嶋篤史の息子である立嶋挑己からも勝利を収めた。2019年12月1日にはMuayThaiOpenスーパーフライ級王座決定戦に臨み、判定勝ちで見事王座に就いた。今年2月のREBELSでは老沼との王者対決を行い、延長戦にもつれ込む接戦の末に惜敗。
次期タイトル挑戦権がらみの試合だと予測され、白幡が一気に上り詰めるのか、それとも濱田が老沼に次ぐポジションを守り切るのか。
注目を集めるスーパーホープの龍聖(TRY HARD GYM)は千羽裕樹(スクランブル渋谷)と57.5kg契約BLACKルール(ヒジ打ち無し)で対戦。
龍聖は小学1年生でキックボクシングを始め、HIROYAの指導を受けアマチュアで多くの経験を積んで2019年4月にプロデビュー(KO勝ち)。“HIROYAが送り込む刺客”として同年8月のREBELSに初参戦し、強打で2R53秒、渉生にTKO勝ち。2020年1月のジャパンキックでは相手選手の失格により不戦勝、今年2月の『KNOCK OUT』では3戦目にして元J-NETWORKバンタム級王者・浦林幹にTKO勝ちした。今春、高校を卒業して大学に進学したばかりで、大学生としての第1戦を迎える。
対する千羽は2015年にプロデビューし、キャリアは20戦を超える。右ストレートを得意とし、ハマれば無類の強さを発揮するタイプ。2019年6月のREBELSでは瀬川琉(伊原道場稲城支部)に2RでTKO勝ち、今年2月のKNOCK OUTでは渉生に同じ2RでTKO勝ちを収めている。
プロ2戦目にして記者会見でビッグマウス&毒舌ぶりを発揮して周囲を驚かせた龍聖は、自身のSNSで「オファー普通に受けるのがうぜえな。マジ勝てると思ってんじゃねえぞ。レベルが違いすぎるわ。初の肘なしルール楽しみ。ボッコボコのタコ殴りにして、どっちのルールでも強いことを証明します」「一方的にボコボコにして最後はいつも通りしっかり倒す。相手不足なのをしっかりアピールしてこの次の試合からはチャンピオンクラスとどんどん試合していきたい」と、早くチャンピオンクラスとやらせろと吼えている。
そして、60kg契約のBLACKルールで井樋大介(クロスポイント吉祥寺)と斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)が対戦する。
(写真)飛びヒザ蹴りで2連続KOの井樋 井樋は2試合連続で飛びヒザ蹴りでのKO勝利を飾っている“吉祥寺のレミー・ボンヤスキー”。対戦相手の斧田はタイでの試合経験がある。この一戦は第1試合で行われることが決まっている。