ムエタイ
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【ムエタイ】新型コロナウイルス対策を行政が中心となって公開会議、首相撲の練習禁止との提案も

2020/06/13 11:06
2020年6月10日(水・現地時間)タイ・スポーツ庁にて、ムエタイ関係者を一堂に集めた興行再開後の指針についての会議が行われた。ムエタイの情報をSNSで提供している『Muay Thai Super Fight』が伝えた。  会議にはラジャダムナン&ルンピニーの両スタジアム運営トップ、レフェリー、プロモーター、ジム関係者が出席。zoomにて一般視聴も可能な公開形式で行われ、今後の新様式が提案された。  スタジアムおよびジム、選手及び関係者、観客とカテゴリーが分けられ、その主な内容は、スタジアムは全入場者の出入管理、入場者の検温、リングサイドは50名まで、グローブ等の使い回しは禁止、試合毎にリングを消毒など。 (写真)大勢の観客がひしめき合うのはスタジアムの名物でもあったが、今後はもう見られない光景になるだろう 他にも、試合に出場する選手は試合までの2週間はジム以外の外出は禁止、セコンドは試合中フェイスシールドやマスク&手袋着用、観客は5試合以上の観戦を避けること、などのガイドラインが提案されている。驚くべきことに、ムエタイの武器&魅力のひとつである首相撲の練習を禁止することも検討されており、試合時にも首相撲(または組み)に関して制限が設けられるかもしれないという。  ムエタイはタイの観光スポーツ省の所管であるため、行政が関与することで統一した取り決めをすることができるという。そのためこういった対策やレギュレーションを示すことがスピーディーに行われる。提案がまとまれば、6月下旬にもムエタイの興行は再開される見込みだ。
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