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コラム

【2000年6月の格闘技】アンディ・フグが国内引退試合でミルコ・クロコップと最初で最後の戦い

2020/06/12 23:06
 1986年10月に創刊され、30年以上の歴史を誇る格闘技雑誌『ゴング格闘技』が、秘蔵写真と共に過去6月にあった歴史的な試合や様々な出来事を振り返る。第24回目は2000年6月3日(現地時間)、母国スイス・チューリッヒにてアンディ・フグ(スイス)が主催したK-1大会で、ミルコ・クロコップ(クロアチア)を迎え撃った一戦。  1995年6月から毎年スイスのチューリッヒで開催されていた『K-1 FIGHT NIGHT』。5度目となる今大会は、アンディのスイス国内での引退記念興行として行われ、チケットは即日完売。場内は超満員となった。  これまでスイス大会でピーター・アーツ、マイク・ベルナルドを退けるなど4戦全勝のアンディ。今回の対戦相手ミルコは最初から力の入ったパンチとローキックで積極的にアンディへ仕掛けていった。これに対して、アンディは落ち着いた表情で得意技のカカト落としや後ろ廻し蹴りを放つ。  なかなか自分の間合いを取れないためか、ミルコはあまり手数が出ない。逆に少し間合いを取った距離はアンディの後ろ廻し蹴りが出しやすく、ためらいがちなミルコに向かってミドルキックを連発するなどアンディの動きが冴える。  ミルコは明確なポイントをなかなか奪うことが出来ず、4Rになってやっとパンチのラッシュで攻勢に転じた。一時はそのラッシュを受けてロープにくぎ付け状態となったアンディだったが、きっちりパンチで反撃。最終5Rは危ないシーンもなく、常に積極的に攻撃し続け、アンディが判定3-0で母国での有終の美を飾った。  WKA世界ムエタイ・スーパーヘビー級タイトルの防衛戦でもあったこの試合。角田信朗は「地元のアンディは強い。途中グラっとするシーンもあったが、上手くしのぎ切っていました。ここ数試合の中でも特に引き締まって緊張感のある試合でしたね。彼自身が極真とK-1でスターになってスイスでこれだけ成功したことに対しては素晴らしいし、尊敬するし、おめでとうと言いたい。イベントとしても成功して、いい大会になったと思います」と評した。
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