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【ムエタイ】ブアカーオがK-1でKO負け寸前に追い込まれたアンドレ・ジダと11年ぶりの再戦

2020/06/12 09:06
2020年7月20日(月・現地時間)タイ・バンコクのワールド・サイアム・スタジアムにて、ムエタイの“生ける伝説”ブアカーオ・バンチャメーク(旧ポー.プラムック/タイ)vsアンドレ・ジダ(ブラジル)の再戦が決定した。ブアカーオ本人が自身のFacebookにて発表した。  ジダはヴァンレイ・シウバやマウリシオ・ショーグンを輩出したシュートボクセ・アカデミー出身で、2006年2月にシュートボクシングの試合で初来日。エースの宍戸大樹に敗れはしたものの、持ち前の強打とアグレッシブなファイトスタイルで好試合を演じた。2007年3月からは『HERO'S』に参戦して本来のMMAで高谷裕之の鼻骨を負ってTKO勝ち。HERO'S 2007ミドル級世界王者決定トーナメントでは準決勝で宇野薫を破り、決勝戦へ進出した。  両者は2009年4月21日、マリンメッセ福岡で開催された『K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL16』の1回戦で対戦し、1Rに左フックでダウンを奪ったジダがKO寸前にまでブアカーオを追い詰めた。2R以降、盛り返したブアカーオが3Rには圧倒し、本戦ドローに持ち込んで延長戦の末にブアカーオが判定勝ちしている。  その後、ジダは「ブアカーオと再戦したい」とインタビューで話しており、今回実に11年ぶりの再戦が実現することになった。  会場となるワールド・サイアム・スタジアムはバンコクの北東部に位置する、ショッピングセンターが密集する好立地にできた新しいスタジアム。観光旅行の外国人はほとんど来ないが、タイ人にとってはメジャーな休日のショッピングエリアなのだという。ブアカーオvsジダは、この新スタジアムのこけら落とし興行で行われる模様だ。 そしてこのスタジアムに設置されているのは円形の4本ロープのリング。同スタジアムはMMAの興行を行うことが主目的らしく、ヴァンダレイ・シウバも関わっており『ヴァンダレイ・シウバMMAトーナメント』を同スタジアムで定期的に開催するという。タイでもMMAは若者を中心に流行り物として注目されている。▼関連動画
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