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【Krush】V3戦を控えたゴンナパーが公開練習「今回はかなり自信がある。100%です」

2020/06/12 07:06
2020年6月28日(日)東京・新宿FACE『Krush.113』で、3度目の防衛戦を行うKrushライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が、12日(金)都内所属ジムにて公開練習を行った。  ゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本を主戦場に。日本人キラーとして名を馳せ、2016年9月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2018年4月に佐々木大蔵を下して第5代王座に就き、同年9月には大沢文也の挑戦を退けて初防衛に成功。今年1月には横山巧に勝利して2度目の防衛に成功している。戦績は106勝(22KO)29敗3分。  蹴りはほとんど見せず、パンチ主体のミット打ちを行ったゴンナパー。新型コロナウイルスの影響での自粛期間中は「練習したり運動したり、トレーナーとして教えたりしていました。ジムが閉まっていた期間は普通に走って公園でシャドーをしたりしていました」と、あまり気にしていない様子。タイにいる家族や友人も「幸い問題ないです」とコロナの影響はなかったという。  今回の防衛戦は当初4月25日に行われるはずだったが大会の中止で5月30日に延期となり、さらに6月21日に延期となって、1週間ずれて28日になるという3度の延期を経験。調整が大変だったのではと聞くと「僕はムエタイが職業なので、いつでも戦う準備はできている。延期になったらスケジュールを組みなおしてきたので問題ないです」と、こちらも特に影響がないとした。  挑戦者の篠原悠人(DURGA)とは2018年12月のK-1ライト級世界最強決定トーナメント1回戦で対戦し、篠原が1Rわずか25秒でゴンナパーを左フックで2度倒してKO勝ちしている。この時期、ゴンナパーは父親が病気だったためタイと日本を往復する生活をしており「やはり試合前はいろいろなことを考えていて、気持ちが整理できていない部分もありました。今回はしっかり準備して試合ができると思います」と、今回は試合に集中できると話す。  父親の他界後、今年1月には横山巧を相手に2度目の防衛戦を行って復帰戦を勝利で飾ったが「動きがまだ遅いと感じました。出来は悪くはなかったが、以前のようなキレはなかった。以前の戦い方ならKOやダウンがあったと思います」と、まだ本調子ではなかったとする。  今回の試合に関しては「自分のスタイル通りでやりますが、対策はしているのでお楽しみに。面白い試合になると思います。前回と違う結果になると思いますね。ダウンやKOもある。どっちが強いか当日ハッキリさせましょう」と、自信満々の表情だ。篠原が「ゴンナパーとは相性がいい」と言っていたことを伝え聞くと「相性がいいかどうかは、今回もう一度確かめてみればいい」とニヤリ。 「今回はかなり自信がある。100%です」とまで言い切るゴンナパー。その自身の根拠は何かと聞くと「今回は必ず勝たないといけない試合であり、必ずKOで倒さないといけない試合だと思っているからです」と、タイトルマッチ&リベンジマッチであることでさらに燃えているようだ。  その自信は「今まで同じ相手に連敗したことはない」との過去の経験から来るもの。「リベンジするからには必ず勝たないといけない。そこはおプレッシャーに感じます。しかし、そのプレシャーが良いか悪いかで言えば良い。勝たないといけないプレッシャーはモチベーションになるからです」と、プレッシャーを力に変えることができるとした。  東京はすでに真夏日を記録し、これからさらに暑くなっていくことが予想されるが「どんな季節でも調整できるようにしていますが、暑くなることは僕にいい影響があります。でも、タイはもっと暑いですよ」と、寒い時期にやるよりも調整が上手くいくと笑う。  最後には「やはり今回ベルトを防衛したらK-1のタイトルマッチを機会があればやりたい。その機会を待っています」と、以前から対戦を要求しているK-1 WORLD GPライト級王者・林健太とのタイトルマッチを実現させたいとアピールした。
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