2020年6月6日(土)K-1 JAPAN GROUPの公式YouTubeチャンネルでの生配信で、中村拓己K-1プロデューサーがKrushの今後のスケジュールとその対戦カードを発表した。
7月21日(火)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.115』の対戦カード第一弾が発表された。Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチとして、王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)が大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の挑戦を受ける。
レオナは“石の拳”と称される強打を武器に、大雅、山本真弘、朝久泰央らを撃破。2019年6月のK-1ではK-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント準優勝(優勝は武尊)の実績を持つ小宮山工介をもKOした。9月には西京佑馬を下して第9代Krushスーパー・フェザー級王座に就き、12月には山本直樹をKOして初防衛に成功。
(写真)今年3月、武尊を苦しめた村越(左)をKOに仕留めたレオナ さらに2020年3月、武尊を苦しめた第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者・村越優汰をも3Rにマットに沈めてKO勝ち。「武尊と戦うのはもう僕しかいないんじゃないですか」と武尊への挑戦をアピールし続けている。戦績は27勝(12KO)5敗1分。
そのレオナに挑戦する大岩は武尊の盟友としても知られる。幼少期に空手を学び、中学・高校時代はラグビーで活躍して愛知県代表にも選ばれたアスリート。大学在学中にキックボクシングを始め、卒業後にプロデビュー。
(写真)昨年12月、武尊や皇治らと対戦経験のあるスタウロス(左)を破った大岩 重いパンチを武器に、2016年8月にKrushフェザー級王座、2018年12月にKrushスーパー・フェザー級王座に挑戦しているが、いずれも延長戦で惜敗してタイトル獲得ならず。しかし、スタウロス・エグザコスティディスと芦澤竜誠に勝利、武尊のライバルである小澤海斗と皇治には判定で敗れているも苦しめた。戦績は18勝(6KO)6敗。
レオナが武尊の盟友を退けて念願の武尊戦へまた一歩近付くか、それとも大岩が持ち前の強打でレオナの野望を粉砕するのか。大注目のタイトルマッチが決定した。