“Mr.RISE”と呼ばれる裕樹のファイナルマッチの相手を引き受けた那須川
2020年4月20日(月)17時より、RISEの大会に関する会見がRISE公式YouTubeチャンネルにて配信された。この会見では伊藤隆・RISEクリエーション代表のみが登場。
新型コロナウイルスの影響ですでに5大会を中止し、新たに2大会の中止も発表したRISEだが、6月14日(日)神奈川・横浜ぴあアリーナMMで『RISE WORLD SERIES 2020 -63kg Tournament 1st ROUND』を「開催の方向で進めています」と伊藤代表。
その対戦カード第一弾として、「Mr.RISEファイナルマッチ」裕樹(ANCHOR GYM)vs那須川天心(TARGET/Cygames)を発表。3分3R延長1R、59.5kg契約。
(写真)国内外の強豪をマットに沈めてきた“鬼のローキック”を持つ裕樹
“Mr.RISE”こと37歳の裕樹は長年にわたってRISEで活躍し、RISE初で唯一の三階級制覇を達成。“鬼のローキック”と呼ばれる強烈なローを武器に国内外の強敵と戦ってきたが、今回引退試合を迎えることになった。その相手を那須川が務めることになったのである。通常、那須川は57.0kg以上では試合を行わないが、裕樹の引退試合ならということで快諾した。
裕樹も2018年11月のロッタン・ジットムアンノン戦を59.0kg契約で行い、身体に異常をきたしたことがあったが、今回は59.5kg契約で那須川との対戦を希望。最後の試合だからということで厳しい減量を受け入れた。伊藤代表は「裕樹選手は頑固で不器用な男。苦しい時期もありましたが最後までRISEでやっていただきました。RISEの中で最も功労者なので最高の舞台で最高の相手を用意しました」と説明した。