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【K-1】悲願の王座に就いた木村“フィリップ”ミノルが試合直後「諦めず、見捨てずに応援してくれてありがとう」

2020/04/20 15:04
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』。同大会で行われた「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」を3試合連続KOで制した木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)の、試合直後の映像が公開された。  木村は「最高ですね。まだ信じられない気持ちです。まさかあんな綺麗なKOで3試合勝つとは。思っていたけれど、現実になるとビックリしますね。勝因はスピード勝負ってことですね。瞬殺勝負。そこに重きを置きました」と、3試合KOで勝つと決めていたが、実際にそうなったことには本人も驚いているという。 「素直に嬉しいです。もう満足ですよ。(K-1のベルトが)獲れたことに対して幸せなので、それを味わって。その後どうしていきたいって心の底からモチベーションが生まれたらまた動こうかなって思いますね。これを成し遂げるのも意外と大変だったので今しばらくは獲ったという余韻に浸ります」と、念願であったK-1王座に就いたことを素直に喜ぶ。  そして「長らくこの姿を待ち望んでいたファンは多いと思うので、本当に諦めずに応援してくれてありがとうございます。見捨てずに応援してくれて感謝しています。これからもその温かいサポートをお願いしたいなと思っています」と、2014年11月の新生K-1旗揚げ以来、タイトルマッチやトーナメントで勝つことができず連敗も味わうなど、もう無理だと思われるような状況でも応援してくれたファンへ感謝の気持ちを述べた。 (写真)準決勝で対戦後に和島(右)が城戸の控室を訪れ、実は右足を怪我していたと打ち明ける また、この映像には木村以外にもトーナメントに出場した7選手全員の試合前と試合後の様子が映されており、1回戦でミラン・ペイルス(スロバキア)をKOした城戸康裕(谷山ジム)が、次に対戦する和島大海(月心会チーム侍)の試合を見て「向こうの方が無傷だな、クソッ」と悔しがる場面も。  その和島に準決勝で判定負けを喫し、こちらも悲願であったK-1王座に手が届かなかった城戸は「10年ぶりくらいに負けたな、70kgで日本人に。KOだけはクソダセエからとりあえずなんとか盛り返したいなと思って。ヤベェな、和島君、俺が(ローキックを)効かせちゃったから木村ミノルに勝てないな。和島君に負けておいて申し訳ないけれど、もう1回真っ新でやりてえな。お互い」と、ワンマッチで和島と再戦したいと語っていた。  この様子はK-1【official】YouTube channelの「K-1 BACKSTAGE PASS」で公開されている。
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