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UFCが4月18日(土・現地時間)に無観客大会として開催する『UFC249』の全12カードを発表。メインでUFC暫定世界ライト級王座決定戦としてトニー・ファーガソン(米国)vs ジャスティン・ゲイジー(米国)を行うことが決定した。ファーガソンは12連勝中で2試合連続でファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞。ゲイジーは3連勝中で全て1RにKO勝ちを収めている。現時点(日本時間4月7日)で同大会を中継する会場は発表されていない。
当初は、王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)と挑戦者ファーガソンによる王座戦が、ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで予定されていたが、ヌルマゴメドフが新型コロナウイルスの影響により渡米が困難に。SNSで「周囲を見渡しみんなの反応を読むと、世界全体が検疫されるべきであることが理解できる。誰よりも自分が試合をキャンセルすることに腹を立てている。試合後には多くの計画があったけど、すべてをコントロールすることはできない」とのコメントを発表。自身が移動可能な場所での対戦を模索していた。
無観客でも開催の是非が問われている今大会について、UFCのダナ・ホワイト代表は、ネット上で、「私は妥協しない。試合はやると言った通り、絶対やる」と、決行を宣言。6日には、元WSOF世界ライト級王者で現UFC世界ライト級ランキング4位のゲイジーの署名写真とともに、「試合はサインされており、地球上のどこかでESPNで100%ライブで行う!!!!」と4つのエクスクラメーションマークをつけて、試合決行を発表している。
全12試合には、移動が困難な選手が外れた代わりにフランシス・ガヌーら新たな参戦選手も発表されるなど、ダナ代表の意気込みが表れた好カードが並んだ。
開催地の発表はなされておらず、一部ではアラブ首長国連邦の首都・アブダビでの開催も検討と報道されている。UFCのホームである米国ラスベガスには新しく建設された会場『The UFC Apex』があり中継も可能だが、ネバダ州のアスレチックコミッションは開催を許可しておらず、コミッションの管理が及ばないインディアンリザベーションと呼ばれる米国先住民エリアでの開催なども検討されていた。
3月中旬には米紙『ニューヨークポスト』が、ドナルド・トランプ大統領とダナ・ホワイトUFC代表が会談したことを伝え、UFCの継続を報じていたが、その後、状況は急変し、UFCは、3月21日の英国ロンドン大会、28日の米国オハイオ州コロンバス大会、4月11日のオレゴン州ポートランド大会の延期を発表している。
無観客とはいえ、現在6フィート(約1.8m)のソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つことや、10人以上の集会の自粛が求められている米国の世論もあり、大会開催となれば、物議を醸すことは必至だ。果たして、どこでどのような形で大会は開催され中継されるのか、動向に注目だ。
▼UFC暫定世界ライト級王座決定戦 5分5R
トニー・ファーガソン(米国)vs.
ジャスティン・ゲイジー(米国)
▼女子ストロー級 5分3R
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)vs.
ローズ・ナマジュナス(米国)
▼ヘビー級 5分3R
グレッグ・ハーディー(米国)vs.
ジョルガン・デ・カストロ(カーボベルデ)
▼ウェルター級 5分3R
ビセンチ・ルケ(ブラジル)vs.
ニコ・プライス(米国)
▼フェザー級 5分3R
ジェレミー・スティーブンス(米国)vs.
カルヴィン・ケイター(米国)
▼ヘビー級 5分3R
フランシス・ガヌー(カメルーン)vs.
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)
▼ミドル級 5分3R
ユライア・ホール(ジャマイカ)vs.
ホナウド・ジャカレ・ソウザ(ブラジル)
▼ライト級 5分3R
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)vs.
オマー・モラレス(ベネズエラ)
▼バンタム級 5分3R
マルロン・ヴェラ(エクアドル)vs.
レイ・ボーグ(米国)
▼ライト級 5分3R
マイケル・ジョンソン(米国)vs.
カーマ・ワーシー(米国)
▼女子バンタム級 5分3R
シジャラ・ユーバンクス(米国)vs.
サラ・モラス(カナダ)
▼ライトヘビー級 5分3R
ライアン・スパン(米国)vs.
サム・アルビー(米国)