2020年4月4日(土)東京・新宿FACEで開催された『KHAOS.10』の一夜明け会見が、5日(日)都内にて行われた。
第5試合のK-1選抜vs格闘代理戦争・三将戦で、格闘代理戦争チームの大関敬真(BOXING-WORKS水龍會/ゲーオーズ)を延長戦の末に判定3-0(10-9×3)で下したK-1カレッジ2019 -65kg王者・梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA)が会見に出席。前夜の試合を振り返った。
格闘代理戦争の中で人気が高く、魔裟斗もその実力を評価していた大関に競り勝った梨緒弥は「たくさんの応援ありがとうございました。昨日は右ミドルで入ってくると思っていたんですが、三日月蹴りっぽいのが入ってそこからめちゃめちゃ崩されたと反省しています」と、いきなりの反省コメント。
「もっと手数が出せたら、最初の方でもっと気持ちが出せたらと思ったり、考えることがいっぱいありました。周りの人からは良かったと言ってもらえましたが、自分で納得いかない内容だったので反省したいと思います」
対戦した大関については「蹴りは思っていた通りの強さで、パンチはないなと思いました。蹴りが上手かったのと、一発一発が強かった。いい選手だと思いました」と評する。
勝因については「判定の時に、自分は延長になると思っていて休憩したら、相手は最初の判定で取った時に(ジャッジ1名が30-29で大関を支持)もう勝ったと思っていたと思いますが、僕はまだあると思っていて。僕は延長か負けだと思っていて、延長になってくれたので僕からしたら最後のチャンスもらったという感じでした。それで最後にちょっと前に出られたのが勝因だと思います」と、延長戦になる前に気持ちを途切れさせなかったことだとした。
今後の目標を聞かれると「本当は勝って8月のK-1大阪大会に出させてくださいと言おうと思ったんですが、次の試合では自分が変わったところを出したいです。もし大阪で試合を組んでもらえたら、自分からガツガツ行く試合をするので組んでもらえたら嬉しいです」と、8月22日(土)エディオンアリーナ大阪で開催されるK-1への出場を希望。「次の試合はもっと頑張ります」と、次は納得のいく試合をしたいと話した。