【KHAOS】強面の22歳・川越亮彦「気合いが入った。皆さんに勇気や感動を与える試合がしたい」＝K-1選抜vs格闘代理戦争

2020年4月4日（土）東京・新宿FACEで開催される『KHAOS.10』の前日計量＆記者会見が、4月3日（金）都内にて13:00より行われた。 　毎回大会テーマが定められるK-1 JAPAN GROUP第3のブランドである『KHAOS』。今回は2019年9月の『KHAOS.9』に続いて、K-1選抜vs格闘代理戦争選抜の対抗戦が行われる。1月18日にゲーオーズの優勝で幕を閉じた『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』に出場した選手たちの中から7人が選ばれ、格闘代理戦争チームを結成。全員がプロデビュー戦となる。迎え撃つK-1選抜は、K-1アマチュア・K-1甲子園・K-1カレッジの優勝者から7人が選ばれた。なお、今大会は新型コロナウイルスの影響で無観客大会として行われる。 　全面対抗戦・7vs7の先鋒戦（第1試合）から五将戦（第3試合）までの、前半戦に出場する選手たちがそれぞれ意気込みを語った。 ▼第1試合　K-1選抜vs格闘代理戦争・先鋒戦 KHAOSバンタム級 3分3R・延長1R山脇飛翼（K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg王者）＝K-1選抜鵜澤悠也（K-1ジム五反田チームキングス/久保ファミリー）＝格闘代理戦争選抜 　K-1選抜の山脇は以前にプロデビュー戦が決まっていたが、怪我で流れて今回がデビュー戦となる。2月に発足が発表されたばかりのK-1ジム心斎橋所属選手としてデビューを迎える18歳。鵜澤は代理戦争で久保ファミリーの一員として活躍した24歳のサウスポー。第27回K-1アマチュアチャレンジAクラス -60kgで優勝した実績も持つ。 山脇「減量はしんどくなかったので、とりあえずこの状況の中で試合をさせてくれることにめっちゃ感謝しています。（相手の印象は）僕よりめちゃ黒いですね。自分らしく戦えば勝手に相手は倒れると思うので楽しみにしていてください。デビュー戦が一回流れているので、無観客ということでワクワクしています。明日は画面越しでみんなの応援を待っています。明日は絶対に勝つので名前を覚えてください」 鵜澤「計量を終えて、久しぶりにダイエット頑張ったのでお水がおいしいです。（相手の印象は）特に前と変わらない。細長いなって感じですね。僕らは一発目の試合なので、今はこんな状況で無観客試合ですが、AbemaTVで放送していただけるので着火剤というか、しっかり盛り上がるように判定じゃなくてKOで始められたらと思います。明日は普通にぶっ倒してやろうと思っています。1試合目から着火するので楽しみにしていてください」▼第2試合　K-1選抜vs格闘代理戦争・次鋒戦 KHAOSスーパー・ライト級 3分3R・延長1R迅也（北斗会館浅科道場/第6回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス -70kg優勝）＝K-1選抜川越亮彦（K-1ジム総本部チームペガサス/木村組）＝格闘代理戦争選抜 　格闘代理戦争でタフネスさ、パワフルなところを見せた川越は第26回K-1アマチュア チャレンジAクラス -70kg優勝の実績を持つ22歳。対するK-1選抜の迅也はサウスポーで1勝（1KO）4敗の戦績を持つ22歳。 川越「本当に超絶好調なので期待していてください。前の会見の時よりも今日見て気合いもスイッチも入ったし、相手の印象は変わってないのでやるだけです。気合い入った感じです。無観客になったのは残念な気持ちもありましたが、こんな状況下で試合ができることには喜びを感じています。会場が一番熱を伝えられるじゃないですか。でも画面越しでも熱を伝えられるように、自分は明日アツい試合をして、少しでも見てくれた人に元気を与えられるように頑張りたいので、明日はアツい試合をして勝ちます。デビュー戦の心境は、いよいよ始まるんだなって。キャリアの差はありますけれど、気持ちの差を見せて明日は勝とうかなと思っています。（睨んだのは）もうひとつスイッチを自分の中で入れたかったので。相手の顔を見てスイッチが入りましたね。明日、この選手と殴り合うんだって。相手の研究もしっかりしてきて弱点も見えてきたので、それプラス気持ちの差も見せつけて、明日は画面越しで見ている皆さんに勇気や感動を与える試合をします」 迅也「やれることはやってきました。明日は大暴れして絶対に勝ちます。僕も印象は特に変わっていませんが、顔を見て気合いが入っているのが伝わってきたので明日が楽しみです。僕もこういう状況の中で試合ができることが嬉しいので、感謝の気持ちを持って見ている人に少しでも元気を与える試合ができたらと思います。睨まれているのは気付かなかったんですが、明日はキャリアの差を見せて思い切り殴り合って、デビュー戦の相手をしっかし倒して上に上がっていきます。明日はこういう状況の中で見ている人たちに少しでも元気を与える試合をします。第6試合に弟の力也も出るので、兄弟揃って勝てるように頑張ります」 ▼第3試合　K-1選抜vs格闘代理戦争・五将戦 KHAOSライト級 3分3R・延長1R鈴木孝司（K-1ジム蒲田チームキングス/第17回K-1アマチュア チャレンジAクラス -65kg優勝）＝K-1選抜永井卓海（team ALL-WIN/皇治軍団）＝格闘代理戦争選抜 　K-1選抜の鈴木は28歳で2勝（1KO）4敗1分とプロで7戦している。永井は格闘代理戦争で、その風貌から“大阪が産んだチェ・ホンマン”と呼ばれていた。第8回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス -65kg優勝の実績も持つ。 鈴木「コンディションはかなりよくて、今まで減量で風邪をひいたり体調を崩していたりしたんですが今回は一切なく、かなりいいコンディションで試合に臨めます。激しい試合をする予定なので、皆さん楽しんでください。僕も映像を1回見てアグレッシブでいい選手だと思ったので、激しい試合になるなと。僕は1Rどういう感じか様子を見て、2～3Rで仕留めたい。無観客ですが、それでもこの状況の中で応援に行きたいと言ってくださった方のためにも、会場にはその人たちが来ているとの想いで戦おうと思っています」 永井「今回初めて落とす体重で結構心配していた部分もあったんですけれど、いい感じで落とせていいコンディションでできると思います。KO期待していてください。相手の試合は研究してきて対策もしてきたので、大丈夫かなと思います。僕は瞬発的な強さあると自分では思っているので、できれば1～2RでKOしたいです。無観客ですがAbemaTVで見てくれる人がたくさんいるので、デビュー戦でKOすれば目立つので頑張ってKOを狙っていきたい。明日は一番目立てる試合ができればと思います」