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【Road to ONE】4月17日(金)無観客に変更、メイン決定の青木真也が問題提起「僕だったら耐えられないこと」

2020/04/03 16:04
【Road to ONE】4月17日(金)無観客に変更、メイン決定の青木真也が問題提起「僕だったら耐えられないこと」

(C)AbemaTV/ONE Championship

 2020年4月12日(日)ニューピアホールで開催が予定されていた「Road to ONE:2nd Sponsored by ABEMA」が、日程と会場が変更され、4月17日(金)都内某所にて無観客で行われることが発表された。大会はABEMA「格闘チャンネル」にて全試合独占生中継される。

 今回の変更は、コロナウイルス観戦拡大防止の観点から、週末の外出自粛を求める東京都始め、行政の要請により忠実に従うことを念頭に決定されたもの。参戦選手・関係者・スタッフの安全を極力確保し「無観客」で実施される。

 また、新たな会場では、サーモグラフィーによる検温・手洗い&うがいなどの消毒、試合中の選手とレフェリー以外全員のマスク着用を徹底するなど、「最大限の拡大防止施策に取り組む」という。

 あらたに「今こそ、本物かどうかが問われている」というコピーがつけられた同大会のメインビジュアルには青木真也が登場。グラップリングマッチ「青木真也 vs 世羅智茂」が、同大会のメインイベントに決定している。

 青木はプレスリリースに「ずっと生きるために格闘技をしている。今やらなくていつやる。最初から命張っているのだから、いまさら恐れることはないだろう」と、生活や表現も含め「生きるために」格闘技をやっていると、この時期にあえて試合に臨む決意を示すと、続けて、「本物かどうかか問われている……どころではない。今、何者かが見えるのだ。リスクを負わない正論か、リスクを背負った現場の声か」と、経済活動が停滞するなか、最大限のウイルス感染拡大防止の施策を行ったうえでの興行について、それぞれのスタンスが問われると語っている。

 また自身のグラップリングマッチがメインに決定したことについても、「青木真也の思想信念、主義主張を無理矢理にでもメインに置いてこよう。37歳を迎えようとするロートルのグラップリングマッチにメインを取られることを他のファイターはよく考えたほうがいい。僕だったら耐えられないことだから」と、出場選手たちにも問題提起をなげかけた。対する黒帯柔術家の世羅智茂は、「青木選手は誰もが知る説明不要のレジェンドですが、僕はただ一人の相手として全力で戦うだけ」と、臆することなく戦うことを宣言している。

 同大会には、新たにWKBA世界ウェルター級王者・緑川創がONEムエタイルールで参戦、RISE NORTH札幌大会で元タイ国北部スーパーバンタム級王者クワート・スラチャットに判定勝利している山川賢誠(kickboxing Academy Sapporo)もONEキックルールで参戦するほか、欠場選手による変更カードなども発表されている(※【追記】一時、祖根寿麻の欠場が発表されたが、「マネージメントサイドの連絡ミスにより」当初の予定通り出場)。

◆青木真也「今、何者かが見える。リスクを負わない正論か、リスクを背負った現場の声か」

「ずっと生きるために格闘技をしている。今やらなくていつやる。最初から命張っているのだから、いまさら恐れることはないだろう。本物かどうかか問われている……どころではない。今、何者かが見えるのだ。リスクを負わない正論か、リスクを背負った現場の声か。青木真也の思想信念、主義主張を無理矢理にでもメインに置いてこよう。37歳を迎えようとするロートルのグラップリングマッチにメインを取られることを他のファイターはよく考えたほうがいい。僕だったら耐えられないことだから」

◆世羅智茂「ただ一人の相手として全力で戦うだけ」

「CARPE DIEMの世羅です。今回メインイベントで青木選手と戦います。青木選手は誰もが知る説明不要のレジェンドですが、僕はただ一人の相手として全力で戦うだけです。大会を盛り上げていきますので、皆さん是非 AbemaTV でご覧になってください。

AbemaTV Presents『Road to ONE:2nd』

4月17日(金)18時30分~

【追加対戦カード】

▼Road to ONE KICK フライ級 3分3R
基山幹太(Kick lab)
山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)

▼Road to ONE ムエタイ 72.5kg契約 3分3R
緑川 創(Monster Guns)
西川大和(西川道場)

【変更カード】

▼(※5月31日プロ修斗で実施へ)Road to ONE MMA フェザー級 5分3R
西浦ウィッキー聡生(KRAZY BEE)
論田愛空隆(心技館)
※5月31日「プロフェッショナル修斗」後楽園ホール大会内で実施に変更

▼Road to ONE MMA アトム級 5分3R
SARAMI(パンクラスイズム横浜)
T.B.A
※日程変更により鈴木祐子(BRAVE GYM)は欠場

【既報カード】

▼Road to ONE グラップリング ウェルター契約 10分1R(判定無し)
青木真也(元ONE 世界ライト級王者/EVOLVE MMA)
世羅智茂(2017年 IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝/CARPE DIEM)

▼Road to ONE グラップリング フェザー級 10分1R(※判定無し)
宮田和幸(BRAVE GYM)
田中路教(フリー)

▼Road to ONE MMA フェザー級 5分3R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)
椿 飛鳥(トライデントジム)

▼Road to ONE MMAバンタム級 5分3R
祖根寿麻(ZOOMER)※元修斗環太平洋バンタム級王者
後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)
※一時、祖根の欠場が発表されるも予定通り出場

▼Road to ONE KICK 56.7kg契約 3分3R
田渕神太(拳聖塾)
内藤啓人(BELLWOOD FIGHT TEAM)

主催:Road to ONE実行委員会
協力:ONE ChampionshipTM、AbemaTV、TRIBE TOKYO M.M.A、株式会社サステイン

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