プロ初黒星を喫した田丸がジムを移籍しての再起戦。MASAKINGと対戦する。
2020年4月29日(水・祝)東京・後楽園ホール『RISE 139』の追加対戦カードが発表された。
RISEスーパーフライ級王者・田丸辰(TRY HARD GYM)が-54kg契約でJ-NETWORKスーパーバンタム級1位、2018年INNOVATIONフライ級新人王のMASAKING(岡山ジム)と対戦する。
昨年9月、一階級上の王者・鈴木真彦(右)と激闘を展開した田丸
田丸はジュニアキックボクシング出身で、プロデビュー後は10戦全勝(2KO)と無敗の快進撃を続けてきたが、2019年9月にRISEバンタム級王者・鈴木真彦とRISE王者対決を行い延長戦の末に初黒星を喫した。今回から所属ジムを変えて7カ月ぶりの再起戦に臨む。
対するMASAKINGは2019年10月にはJ-NETWORKスーパーバンタム級王座決定戦に臨み蹴り技を駆使したが、判定2-1で惜敗。続く11月の岡山ジム主催興行で判定負け、12月に新日本キックではKO負けと白星から遠ざかっており、「死ぬ気でこのチャンス物にします」と意気込んでいる。
中止となった3月大会で野辺広大との対戦が決まっていた元Bigbangライト級王者・元MA日本ライト級王者・元APKFスーパーフェザー級王者の稲石竜弥(TEAM OJ)は、RISEライト級9位KENTA(HAYATO GYM)と対戦。野辺はスケジュールの都合で4月は参戦不可に。
稲石はレベルス、ビッグバン、Krushなど様々なリングを渡り歩き、3本のベルトを腰に巻いた。“変態的”と称されるトリッキーな動きが持ち味だ。2019年9月は秀樹、12月は与座優貴にそれぞれ判定負けを喫しており、再起に懸ける。
対するKENTAは元K-1ファイターHAYATOの弟子で、パンチを主体としたアグレッシブファイトで会場を沸かせる存在。前戦は1月大会で畑中健太にダウンを奪われるも逆転KOに成功した。
また、3月大会からスライドして行われる予定だった第3代RISEフェザー級王者・工藤政英(新宿レフティージム)vsキース“スピード”アッツォパルディ(マルタ)は、新型コロナウイルスの影響でキースが来日不可能となり、代わってNKBフェザー級王者&元NKBバンタム級王者・高橋亮(真門ジム)との対戦が決まった。RISEとNKBの王者対決となる。
同じく中止となった3月大会で決まっていた元WPMF世界ライト級暫定王者&元WBCムエタイ日本統一ライト級王者・水落洋祐(エイワスポーツジム)vs RISEライト級6位・川島史也(BattleNation)はそのままスライドして今大会で行われることが決定。
なお、今大会は現状では開催予定だが新型コロナウィルスの感染状況を注視し、安心して観戦できる環境では無いと判断した際は大会を中止とする場合もあるとのこと。
<決定対戦カード>
▼SuperFight! -54kg契約 3分3R延長1R
田丸 辰(TRY HARD GYM/初代RISEスーパーフライ級王者)
MASAKING(岡山ジム/J-NETWORKスーパーバンタム級1位、2018年INNOVATIONフライ級新人王)
▼ライト級(-63kg)3分3R延長1R
稲石竜弥(TEAM OJ/元Bigbangライト級王者、元MA日本ライト級王者、元APKFスーパーフェザー級王者)
KENTA(HAYATO GYM/同級8位)
▼SuperFight! -59kg契約 3分3R延長1R
工藤政英(新宿レフティージム/第3代RISEフェザー級王者)
髙橋 亮(真門ジム/NKBフェザー級王者、元NKBバンタム級王者)
▼スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
水落洋祐(エイワスポーツジム/元WPMF世界ライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本統一ライト級王者)
川島史也(BattleNation/RISEライト級6位)