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【UFC】RIZINからUFCへ、マネル・ケイプ「これから日本の国旗を世界中に持ち運びます」

2020/04/01 12:04
【UFC】RIZINからUFCへ、マネル・ケイプ「これから日本の国旗を世界中に持ち運びます」

 UFCと4試合契約を結んだことを発表したRIZINバンタム級王者マネル・ケイプ(アンゴラ)が4月1日、SNSの動画で自らファンに向けて、惜別のメッセージを投稿した。

RIZINのベルトと勝利者トロフィーを横に置き、立ったまま英語で語ったケイプは、「RIZINで試合をすることが出来なくなりました。というのも僕はUFCと契約しました。でもみんな心配しないで。またUFCですぐに会えます。どうかこれからも僕のことをサポートし続けてください」と、UFC移籍を報告。

 さらに「ストーリーはまだ続きます。これからもフォローしてください。僕は将来再び日本に帰ってきて戦います。応援してくれたファンのために、日本を代表してUFCで戦います。アリガトウゴザイマス」と、一礼した。

 ケイプは、3月11日のSNSでの投稿でも、「RIZINの関係者と日本のファンが、私のためにしてくれた全てのことに感謝します。皆さんは、愛情を込めて、いつも私を温かく歓迎してくれました。皆さんのおかげで、私は今、自分のことを本当の日本人だと感じており、これから日本の国旗を世界中に持ち運びます。そして、私は常に、最高の形で日本を代表します!」と、今後も日本を代表して世界で戦うことを示唆していた。

 続けて、「人生を変えてくれたRIZINに、心の底から感謝します。この3年間、私が自分の仕事を最高の形で行うためのあらゆるチャンスを与えてくれました! 勝ったときも、負けたときも、常に支援してくれ、最高のチャンスを与えてくれました! ここ数年で成し遂げた栄冠は自分にとって、とても重要です。心の底から感謝します。本当にありがとうございました! 私はどこへ行っても、この感謝の気持ちを決して忘れません。これはお別れではなく、またいつかという意味です。良き息子は家に戻ります。だから、私はいつか日本に戻ってきます! 未来がどうであろうと、私は決して日本を忘れることはありません。本当にありがとうございました!」と、日本のファンとの再会を約束している。2017年9月にさいたまスーパーアリーナで開催されて以来、行われていないUFC日本大会でケイプの“凱旋”試合を見ることはあるのか。UFCではさらに強豪日本人選手との契約発表間近だという。

 ケイプは2019年大晦日に、堀口恭司が負傷欠場し返上したRIZINバンタム級王座をかけて朝倉海(トライフォース赤坂)と対戦。2R 38秒、右ストレートで海からダウンを奪いパウンドでTKO勝ち。王座獲得に成功し、約1年半越しのリベンジを果たしていた。

 UFCではフライ級で戦うことが予想されるケイプは、オクタゴンでどんな活躍を見せるか。現在、フライ級では、2020年2月29日に王者ヘンリー・セフードがバンタム級に専念するため王座を返上。1位にデイブソン・フィゲイレード、2位にジョセフ・ベナビデス、3位にジュシー・フォルミーガ、4位にアレクサンドル・パントージャ、5位にブランドン・モレノ、6位にアスカー・アスカロフ、7位にRIZINにも参戦したカイ・カラ・フランスがつけている。

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