ホイラーとの戦いを前にアイーンチョップを使うと予告、実際に試合でやってみせた桜庭
総合格闘家の桜庭和志が、30日(月)自身のSNSにて、29日に亡くなったことが報じられた志村けんさんについて触れた。
桜庭は「試合でアイーンチョップをやったのがきっかけで、志村けんさんと雑誌で対談させてもらったことがありました。ご冥福をお祈りします」との追悼のメッセージと共に対談した誌面の画像をアップ。故人を偲んだ。
1999年11月21日の『PRIDE.8』で、ホイラー・グレイシー(ブラジル)との対戦を控えた桜庭は『ゴング格闘技』1999年12月号のインタビューにて「アキレス腱、破壊してやろうかな。そんな疲れるもんじゃないんで5分、10分、アキレス腱固めで、相手は立てなくなったら下からの攻撃しかない。何か追い詰めてやりたいし、下から腕を伸ばしてきたら、その腕をチョップで払って“アイーン!”」と、志村さんの持ちネタである“アイーン”をすると予告。
実際に、ホイラーがマットに寝た状態になった時に桜庭は立った状態で蹴りを見舞ってホイラーを立たせず、“アイーン”とチョップのポーズを取って見せたのである。
これがホイラー戦で見せた伝説のアイーンチョップ
桜庭はその後、ホイラー・グレイシー、ヘンゾ・グレイシー、ハイアン・グレイシーとグレイシー一族を次々と打ち破り、グレイシー・ハンターと呼ばれるようになってPRIDEブームを沸き起こした。
試合でアイーンチョップをやったのがきっかけで、志村けんさんと雑誌で対談させてもらったことがありました。
— SAKU39 Official (@KS_SAKU39) March 30, 2020
ご冥福をお祈りします。#志村けん さん #桜庭和志 pic.twitter.com/hnkIWBlUeg