女優の広瀬すずがコメディに初挑戦した映画『一度死んでみた』(3月20日全国ロードショー)で、広瀬がサンドバッグにパンチ&キックを打ち込む、メイキング映像が新たに公開された。
キックボクシング歴約3年、ジムにも通い、キックに親しんでいる広瀬の打撃については以前、“神童”那須川天心がSNSで「すごい 普通に試合出れるレベル、、笑」とツイートし評価するなど本格的なもの。
今回、初公開のメイキング映像では、浜崎慎治監督が、主人公が大嫌いな父親・計(堤真一)の似顔絵が張り付けられたサンドバッグの上部を指して、「ここに当たるといいよね」のリクエストに、広瀬がこともなげに右ハイキックを命中させており、その軌道は狭い室内で足先に巧みにスナップを効かせた蹴りになっていることにも注目だ。
また、先行公開されている本編映像では、「日本一声がガサガサ」で知られるプロレスラー本間朋晃に広瀬が、「言ってることわかんねーーよ! 死んじまえ!!」と叫びながら、右ハイキックを頭部に蹴り込みKOする場面も見せており、話題となっている。
ハードなメタルファッションに身を包んだ広瀬のアクションに加え、ライブシーンでは、ヒャダインが手掛けた音楽に合わせて激しいヘッドバンギング姿も披露しており、10日の「大ヒット祈願ミサ」で浜崎監督は「コメディエンヌとしての芝居がさく裂している。“こんな広瀬すずちゃん、見たことない”という表情や姿を楽しみにしてほしい」と、見どころを語っている。
父親が「2日間だけ死んじゃう薬」を飲んでしまったことによって、反抗期の娘が巻き込まれていく騒動を描く映画『一度死んでみた』は、3月20日(金・祝)全国公開予定だ。
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