2020年4月29日(水・祝)東京・後楽園ホール『RISE 139』の対戦カードが3月11日に発表された。今大会では新型コロナウイルスの影響で中止となった3月大会のカードがスライドされて行われるほか、新たにWPMF女子世界フライ級王者&初代ムエタイオープン女子同級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)とJ-GIRLSスーパーフライ級王者YAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張)の女子王者対決も決定。
小林は2015年2月にプロデビューすると、2018年7月にシュートボクシングの試合でイリアーナ・ヴァレンティーノに敗れるまで13戦無敗を誇った。KNOCK OUTでは女子部のエースとして活躍し、2018年12月には伊藤紗弥との国内頂上対決を制す。2019年4月にはイリアーナとKNOCK OUTで再戦し、リベンジにも成功。
しかし、7月のRISEで計量オーバーのためRISE QUEENミニフライ級王座決定トーナメントを失格になるというミスを犯してしまった。11月の再起戦ではWPMF世界女子フライ級王者タナンチャノックに挑み、世界王座を奪取。
計量時の小林。顔色といい明らかに様子がおかしかった いわば今回はRISEでの“みそぎの一戦”となる小林は、自身のSNSで「まず、もう一度チャンスをくださりありがとうございます!」とRISE関係者に感謝の言葉。
続けて「自分の人生の分岐点になる一戦です。相手選手も他団体のチャンピオン。必死で勝ちを掴みたいと思います。その姿を観に来てください!」とファンへメッセージを送った。
本来なら、昨年11月から開幕したRISEの女子限定大会『RISE GIRLS POWER』でも主役級の活躍をしていてもおかしくなかった小林。過去の失敗を払しょくできるような試合が期待されるところだ。