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【K-1】神保克哉、毎日の夜遊びをやめてコンディション改善「気合いと根性と若気の至りで優勝する」

2020/03/02 19:03
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』で行われる、「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に出場する神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)が2日(月)都内所属ジムにて公開練習を行った。  ドラムミットで一発一発力のこもったストレート、フック、ボディアッパーを叩き込んでいった神保。「生活習慣から見直してきたのでコンディションはバッチリです。今まで格闘家とは思えないくらい生活習慣が悪すぎて、それを見直してきました。毎日のように朝まで遊んでいたのでそれをなくしました」と、これまでの悪習慣を改めたという。 「朝まで遊ばなくなったので、そのぶん走ったり運動していてコンディションがよくなりました」と笑う。  今回のトーナメントが「ラストチャンス」だと決めて「かなり懸けているのでそこ(コンディション)が大事かと思ってやってきました」と、気合いの入れようが今までとは違う。  11月大会では城戸康裕にKO負けを喫して世代交代に失敗。戦績を8勝(4KO)5敗1分としたことについては「あの試合では単純に考えすぎてしまった。相手の作戦に乗っちゃった感じですかね。若気の至りを忘れているので、それを思い出してトーナメントにぶつけたい」と、逆襲のポイントは“若気の至り”だという。 「特に意識して変えた練習はないです。ただ倒すだけのイメージです。フィジカルは前からやっているのでそれは変わらずにやってきました。当日はもっとパワーアップしていると思います」と、3試合全てでKOを狙うとした。  その1回戦で対戦するのは、初来日のISKA欧州スーパー・ウェルター級王者&WKA世界-72kg王者エダー・ロープス(ポルトガル)。北西アフリカに位置する島国カーボベルデ共和国出身の黒人ファイターで、身体能力の高さとバネがあり、伸びのあるパンチと蹴りが武器。過去に豪州のレジェンドファイターであるジョン・ウェイン・パーに勝利したことがある。戦績は18勝(2KO)5敗。 「勢いはあるけれど自分の得意なタイプ。体重さえ落ちれば問題なく倒せる。サウスポーも問題ない。中国でやった試合の相手にも似ているのでそのイメージで行けば全然イケる」と、かなりの自信を見せる。トーナメント全体に関しても「イメージは出来ています。準決勝は木村(“フィリップ”ミノル)選手が上がってくるかな。対策はしっかりやっているので問題ないと思います。全員分のシミュレーションをやっているので大丈夫です」と、誰と当たっても問題ないとやはり自信満々。  2019年6月のジョーダン・ピケオー戦、9月の中国遠征、11月の城戸戦と現在3連敗中だが「これで優勝しちゃえば全部チャラになる。優勝しか狙ってないです。やっぱりみんなKOが見たいと思うので、倒しに行くところを見てもらいたい。自分は倒せないファイターじゃない。倒す武器は持っているのでそこを見て欲しい」と、人生一発逆転を狙う。 「自分はトーナメントに向いているかどうかはやってみないと分からない」という神保だが、トーナメント3試合を勝ち抜くのに一番必要なものは「気合いと根性っすね」とキッパリ。そして「今回は全試合、特攻を見せようと思っています」と特攻精神で勝ち抜くと宣言した。
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