MMA
インタビュー

【DEEP】才賀紀左衛門「朝倉海君とはもう一回ちゃんとやりたい。ぶっ飛ばせる自信がある」

2020/02/29 20:02
2020年3月1日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『skyticket Presents DEEP 94 IMPACT』の前日計量が2月29日、都内にて行われた。 第6試合のDEEPバンタム級(61.2kg)5分2Rで、タイの23歳の新鋭ジャックと対戦する才賀紀左衛門(31=888ジム/K-Clann)が計量に臨み、61.5kgでパス。対するジャック(タイ/MASTER THONG)も60.7kgで計量をパスした。 K-1等で活躍した才賀のMMAでの試合は、2017年12月29日「RIZIN」での朝倉海戦以来、2年2カ月振り。 MMAに戻る理由を才賀は、「立ち技は結果も残しているし、世界チャンピオンのようなベルトを持っている選手にも勝ったこともあるので自信がある。ただMMAでは納得した結果を出せていないので、結果を残したい」と語る。 RIZINでは、当時ROAD FCでのムン・ジェフン戦の敗戦を経てRIZINに初参戦した朝倉海を相手に、2Rに2度のダウンを奪われパウンドアウトでTKO負けした。才賀にとっては、当初、海と対戦予定だった伊藤盛一郎の欠場により試合1週間前のオファーを受けての敗戦だった。 才賀は、これまでのMMAの挑戦について、「正直、MMAの対戦相手は結構な相手とやってきていると思うんですよ。時間が無いときもあった。それこそ、RIZINでの朝倉(海)君との試合のオファーがあったのは4日前でしたからね。そこから10kg落としてお願いされたので何とか出たけど」と、悔いの残る形だったことを語り、「『またちゃんときっちり試合をやらせてくださいね』と言っても、結局やらずじまいだったから、朝倉君とはもう一回ちゃんとやりたいですね。絶対、ぶっ飛ばせる自信があるんで」と豪語し、万全の状態での対戦を望んだ。 これまでMe,We、クロスポイント吉祥寺など、なかなか練習環境で腰が落ち着かない状況が続いたが、今回のDEEP初参戦に向け、K-ClannのDEEPファイターであるCOROや神龍誠と練習を積んできたという。 「CORO君と(神龍)誠といい練習ができました。いつも通り動けたらいいんじゃないかなと思いますね。自分自身、納得いくパフォーマンスをMMAではまだ出せていないんで、練習のような動きを出すためには経験も必要だと思います」と、実戦を積み重ねていくことの重要性を語った才賀は、対戦相手のジャックについても、「情報はそんなに無いです。試合では相手よりかは自分との闘いになると思っています」と、いかに力を発揮できるかが課題とした。 2019年12月13日にタレントのあびる優との離婚を発表している才賀は、親権並びに監護権(育児権)を持っており、シングルファーザーとして子育てをしながら試合に向けた練習を行ってきた。 その両立について問われると、「母が来てくれたり、僕一人のときも周りが助けてくれたので、全然大変じゃないですね。むしろ一人の方がやりやすかった。やっぱり規則正しい生活を(子供に)させられているんで、それが一番。一人の方が楽というか、全然スムーズに出来ています。シングルのお父さんは大変、というイメージもありますけど、全然そんな、自分の成長にもなるんで、大変と思ったことはないです。子供から『格好いいパパがいいな』と言われるから、『オッケー』と答えています」と笑顔で語る。 今後については、「MMAでまだまだやりたい選手がいます。しっかりMMAで結果を残して。そっちの方が格好エエかなと思って。そうしたら、キックもMMAもできるんで、試合はホンマは月イチぐらいでやりたいんです。体重も普段から64kgくらいで保っているので」とコンスタントに試合をすることを望んでいる才賀。仕切り直しのMMAで結果を残すことが出来るか。 なお、今大会はYouTubeの「DEEP&JEWELS」チャンネルにて、17時30分から試合終了まで生配信が決定している。
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