サンタナ(右)から仕掛けたフェイスオフに鈴木も応えた
2020年2月29日(土)東京・後楽園ホール『REBELS.64』の前日計量&記者会見が、28日(金)都内にて12:20より行われた。
メインイベントのREBELS-BLACK 60kg級タイトルマッチで対戦する、王者・鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)は59.75kg、挑戦者ピラオ・サンタナ(ブラジル/チームサンタナ)は59.15kgでそれぞれ計量をパス。ツーショット撮影になるとサンタナは鈴木を睨みつけ、鈴木もこれに応じてフェイスオフに。
その後の会見で、REBELSには約2年ぶりの参戦となったサンタナは「REBELSに戻って来られて嬉しいです。明日はタイトルのために戦う。全力を尽くす」と意気込み、鈴木は「僕も南米の血が入っているので(ペルーとのハーフ)南米対決。サンタナとのブラジルの剛腕と日本の剛腕、どっちが勝つか楽しみ。前回の試合からフィジカルトレーニングのやり方を変えて調子が凄くいいです。明日は体調を整えてサンタナを倒したいと思います」と、絶好調ぶりをアピールした。
サンタナは「宙樹はいい選手だ。でも私にはゲームプランがあるし、それは明日見てもらえれば分かる」と対策を練ってきた様子。鈴木は「僕の中ではサンタナはテクニシャンだと思うので、テクニックをリーチとパワーで潰していこうと思っています」と、リーチの長さとフィジカルトレーニングで鍛えたパワーで勝つとする。
また、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためイベントの開催中止・延期が相次ぐ中での開催となることについて、サンタナは「コロナウイルスはみんな怖いと思うが、明日は私の本当の戦い、戦争を見せると約束するので会場へぜひ来てください」、鈴木は「皆さん心配されていると思いますが、僕の試合でコロナの心配を無くせるように、忘れさせるように頑張っていきたいと思います」と、それでも会場へ来てくれるファンのために全力でいい試合を見せると誓った。