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インタビュー

【K-1】ダブルタイトル戦に臨む武尊「今年は自分にわがままな試合もやっていきたい」

2020/02/19 11:02
【K-1】ダブルタイトル戦に臨む武尊「今年は自分にわがままな試合もやっていきたい」

「2020年はすごい1年になる気がします」と予言した武尊 (C)K-1

2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ『K'FESTA.3』で、ISKAオリエンタルルール世界ライト級王者アダム・ブアフフ(モロッコ)と対戦するK-1スーパー・フェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 この試合は武尊のK-1王座とブアフフのISKA王座の両方を懸けたダブルタイトルマッチとして行われる。K-1とISKAのダブルタイトルマッチは史上初。

■2020年はすごい1年になる気がします

――2019年は怪我もあり、武尊選手にとっては満足のいく1年ではなかったと思います。改めて2019年を振り返ってもらえますか?

「デビューして初めてと言っていいくらい満足できない1年でしたね。3月にヨーキッサダー選手にKO勝ちして、負けなしの1年だったんですけど、試合そのものも2試合しかできなかったので、悔いは残りましたね」

――では2020年は巻き返しの1年にしたいという気持ちで年を越したのですか?

「そうですね。でもデビューしてから良い1年がずっと続いていて、こうやって良くない1年があったことで力が抜けたというか。『今年も良い1年にしなきゃいけない』というプレッシャーじゃなくて『去年が良くなかったから、今年はもっと良くしよう』という気持ちになりました。今年は“守る”試合じゃなくて“挑む”試合をしていきたいと思います」

――試合がなかったことで新たに取り組んだ練習はありますか?

「それはありますね。今までやれなかった練習ができたし、まだまだ試合で出来てないこともあるんですけど、それをアメリカ修行で修正できました」


――そして今大会では史上初となるK-1・ISKAのダブルタイトルマッチが決まりました。記者会見では武尊選手から「海外にK-1の強さを証明していく」という言葉もありました。

「以前のK-1は海外でも大会をやっていて、世界中の人たちがK-1のことを知っていたと思うんですね。今のK-1は日本国内での活動が中心で、YouTubeで世界中の人たちに試合も見てもらえるのですが、より今のK-1や自分のことを世界で知ってもらうためには、海外でも試合をしたいし、海外のタイトルに挑戦する試合をしたいと思っていました」

――ISKAのベルトにはどんな想いがありますか?

「僕もずっと格闘技をやってきて、魔裟斗さんや先輩の卜部兄弟(弘嵩・功也)が獲ってきたベルトなので僕もそれに続きたいという気持ちがありました。僕は卜部兄弟がフランスでISKAのタイトルマッチをやった時にセコンドについたんですよ。日本と比べると環境は良くないし、対戦相手にしか声援が起きない。完全にアウェーという雰囲気でした。でもいざ試合が終わると現地のファンがヒロくんと功也くんに『お前らすごいな!』って声をかけてくれて。誰も知らない場所で実力だけで周りを認めさせる姿がカッコいいなと思いました」


――今回はK-1のベルトもかかったダブルタイトルマッチなので、武尊選手にとってはK-1のベルトを失うリスクもあります。

「いつもタイトルマッチの時はもう一回ベルトを獲りにいくつもりで戦っていますし、新しいベルトに挑戦することも久々なので、挑戦者として戦おうと思います」

――対戦相手のブアフフにはどんな印象を持っていますか?

「映像もチェックして、こんな選手なんだなという印象はあります。ただ初来日の選手は実際にやってみないと分からないんですよね。今までも初来日の外国人選手とやった時、映像で見た以上の強さを感じることが何度もあったので。戦績を見てもプロ無敗ですし、そういう部分は警戒しています」

――そして「K'FESTA」にも3年連続での出場となりました。過去2大会はメインイベントで試合をしていますが「K'FESTA」という大会には特別なありますか?

「『K'FESTA』は“K-1年間最大のビッグマッチ”という名前の通り、いつも以上に世間に届く大会だと思います。どれだけ魅せる試合をして、K-1を知ってもらえるか。それも含めて今年は僕にとって勝負の1年になると思います」


――「勝負の1年」という言葉もありましたが、今年はどんな1年にしたいですか?

「今まではK-1を守るための試合をしてきたのですが、今年は自分にわがままな試合もやっていきたいな、と。もちろん今でも僕はK-1を背負っているし、その意識はずっと持っています。でも自分の格闘技人生が終わった時に満足できていなかったら、戦っている意味がない。自分が満足できる格闘技人生を送るために、一日一日を生きていきたいと思うようになりました」

――格闘技に対する考え方に変化があった、と。

「それはきっと怪我をして、満足できない1年を送ったからだと思います。もしかしたら次の試合で怪我をして引退することもあるかもしれない。だったら一試合一試合、自分が満足する試合をしていきたいと思います」

――例えば若い選手たちが育ってきたことも影響はしていますか?

「まだK-1を任せられる選手はいないかなと思いますが、頼もしい選手たちはどんどん出てきていますよね。それで意識が変わってきたかもしれません」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「これは僕の直感なんですけど…2020年はすごい1年になる気がします。僕は毎年げん担ぎで富士山に登っていて、今年で5年目なんですけど、今年が1番綺麗に富士山の日の出が見えたんです。次の試合で勝てば新しいベルトを巻くことができるし、最高のスタートを切って、2020年を最高の一年にします」

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