K-1K-1
K-1
ニュース

【Krush】高校生王者・多久田和馬と大学生王者・松本日向の無敗対決が決定、両者ともタイトル意識

2020/02/05 21:02
2020年3月28日(土)東京・後楽園ホール『Krush.112』の追加対戦カードが、2月5日(水)都内にて行われた記者会見で発表された。  バンタム級で多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity)vs松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が決定。  多久田はK-1甲子園2018 -55kg王者で、2019年3月にプロデビューすると3勝(2KO)無敗の快進撃を続けている17歳。対する松本は「格闘代理戦争4thシーズン」(AbemaTV)の卒業生でK-1カレッジ2018 -55kg王者。2019年9月のプロデビュー戦と11月の2戦目で共に橋本実生を破り、同じく2戦2勝と無敗。  会見に出席した松本は「前回まで2試合とも同じ相手と戦っていたので、今回の試合が一番評価が分かれるなと思っているので、しっかり勝ちにいきたいと思います」と、真価が試される試合だと認識。  多久田は「この試合は2020年初の試合で、相手も松本選手という(自分が甲子園で優勝した時と)同じ年のカレッジのチャンピオンなので、KOして2020年の最初を飾りたいと思います」と意気込む。  お互いの印象を聞かれると、松本は「動きは上手いし、自分と空手が一緒で小さい頃から知っていて、自分は小さい頃は負けてばかりで多久田選手が勝っていたのを見ていたので、テクニックはあると思いますが自分のようなタイプは苦手かなと思う、しっかり自分のテクニックを見せていいところを出して封じたいと思います」と、空手時代から知っていたと明かす。  多久田は「松本選手の印象はタフでアグレッシブでパンチャーの選手だと思います。自分もこの3戦でパンチの強い選手とやってパンチでKOで勝てたので、いい試合になるかなと思います」と、松本の言葉とは逆で攻略に自信を見せた。  松本は「自分は同じ階級の選手とは誰とでもいつかやると思っています。自分が所属させてもらっているジムはいろいろな選手がいていろいろなタイプがいるので、誰とでも対応できるようにしています」と同じ階級の選手は全員意識しているとし、多久田も「代理戦争とかプロでも53kgでやっていたので、当たるかなと思っていました。自分も最短で高校生の内にベルトを狙っているので、今回の試合次第で高校生の内にベルトを獲れるかなと思います」と対戦する予感はあったとする。  タイトルの話が出たことでそれぞれに聞くと、松本は「格闘技をやっている人たちは絶対ベルトが欲しいと思うし、自分は特に限られた時間もあるので自分が今までやってきたことの証だと思っています。焦ることはないと思っていますが、いつかと思っているといつになるか分からないので、しっかりそこだけを目指して頑張りたいと思います」、多久田は「高校生の内に獲るにはここで負けていられないので、まず3月の試合に勝つことに専念したいと思います」と、2人とも意識している様子だった。  また、現役大学生の松本には就職活動についての質問が飛び、「大学3年なので次は4年になります。就職活動は並行してやっています。この先どうなるか分からないのでどちらも全力でやります。3月も就活が忙しい時期だと思いますが、そんな言い訳はしないし、今までもそうやっていろいろなことを並行してどっちも獲りたいと思ってやってきたので、今年も期間を開けずに試合をしたいと思っています」と、就職活動も試合も全力で挑みたいと語った。 <決定対戦カード> ▼Krushバンタム級 3分3R・延長1R多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2018 -55kg王者)松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1カレッジ2018 -55kg王者) ▼Krushバンタム級 3分3R橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)豊田優輝(B.W)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント