玖村(左)vs金子、スーパー・バンタム級の実力者同士が対戦
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』の記者会見が2月2日(日)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。
スーパー・バンタム級のスーパーファイトで、Krushスーパー・バンタム級王者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)vs第3代Krushバンタム級王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が決定。
中村拓己K-1プロデューサーは「スーパー・バンタム級王者・武居由樹選手の首を狙っている、ライバルになる可能性を持った2人。次の武居選手の日本人の相手は誰になるのか。注目の日本人対決」とカードを紹介した。
金子は「Krushでオファーがあったんですが、僕はK-1の舞台でやりたかったので実現してよかったと思います」と、K-1出場を待ち望んでいたと言い、玖村は「K'FESTAでこのカードが決まると思っていたのでめっちゃ楽しみにしています」と実現を喜ぶ。
お互いの印象を聞かれると、玖村は「いい選手ですね。攻撃もディフェンスも全部できる。オールラウンダーだと思います。でも相手がどう来るか予想して練習しているのでどう来ても大丈夫」、金子は「今年はバックブローをもらわないようにしたいと思っています」とした。
昨年の『K'FESTA.2』で玖村将史の兄・修平と対戦し、倒し倒されの大激闘(バックブローでダウンを奪われた)を演じた金子。玖村は「兄が負けたことは気にしていませんが、同じ階級であれだけ盛り上がる試合をしていたのでそれ以上の試合をしたいと思っています。ダメージはもらいたくないので一方的に。そうなれば盛り上がると思うのでそういう展開にしたいと思います」と、金子を圧倒して盛り上げる試合をしたいという。
金子は昨年8月に林勇汰を試合をして、デビュー以来の無敗記録を「9」に伸ばして以来の試合となる。試合をしなかったのは「単純にK-1からオファーが来なかっただけ。K-1に出たかったのでそれだけです」と理由を語り、「K-1でやる以上はベルトを獲らないと意味がない」と、武居の首を狙うとした。
玖村は「僕と金子選手は今一番チャンピオンに近い2人やと思うので、この試合に勝ったら(武居と)もう1回出来るかなと思う。良い勝ち方をしたいと思っています」と、こちらも金子に初黒星を付けて武居との再戦につなげると語った。