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【シュートボクシング】バックドロップの町田光か、ニンジャステップの宮越慶二郎か

2020/01/28 20:01
【シュートボクシング】バックドロップの町田光か、ニンジャステップの宮越慶二郎か

シュートボクサーよりもシュートボクシングらしい試合をする町田が、国内トップクラスの実力者・宮越と対戦

2020年2月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される2020年シリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2020 act.1』の追加対戦カードが発表された。

 WPMF世界スーパーフェザー級王者・町田光(橋本道場)が3度目の参戦を果たし、WBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者・宮越慶二郎(拳粋会)と対戦する。

 町田は50戦以上のキャリアを持ち、WPMF世界スーパーフェザー級王座、所属するINNOVATIONのスーパーフェザー級王座など計5つのタイトルを獲得してきた日本トップクラスの実力者。居合い抜きの動作を応用した必殺技“居合パンチ”をはじめとする数々の必殺技を超個性的な戦い方で人気を呼ぶ。


 SB初参戦となった2019年6月大会では村田聖明にバックドロップを華麗に決めてシュートポイントを奪うなどSBルールにも適応した戦いを見せ判定勝ち。11月大会ではSB日本ライト級王者・西岡蓮太と対戦し、最終ラウンド残り数秒でバックドロップに成功し、判定3-0で勝利を収めた。

 SBは憧れのリングだったという町田は、誰よりもSBルールを楽しんでおり、さらにSBのタイトルも狙っていきたいという。今回勝利してタイトル挑戦権をもぎ取るか!?

 今回の相手はシュートボクサーではなく、同じキックボクサーの宮越。幼少の頃から空手、キックボクシングを元プロキックボクサーの父(ベニー・ユキーデと戦った内藤武)に習い、2008年にプロデビュー。2011年にNJKFライト級王座を獲得すると、以後NJKFのエースとして活躍。2013年にWBCムエタイ日本統一ライト級王座、2015年にWBCムエタイ・インター王座を獲得した。その後は中国のクンルンファイトや他団体へと活動の幅を広げ、シュートボクシングの海人、新日本キックボクシング協会の重森陽太など各団体のエース級と拳を交えてきた。


“ニンジャステップ”と命名された独特のフットワークを駆使し、2018年12月にスアレック、2019年4月に新日本キックボクシング協会日本ライト級王者・勝次、8月に鈴木真治と強豪を連破して絶好調だ。また、かねてからRIZIN参戦をアピールしており、「大晦日RIZINに出れたら引退します。やり残したことは大晦日に試合をするという事だけ」と大晦日RIZIN出場(相手には海人の名を上げている)を最終目標に掲げている。

 榊原信行RIZIN CEOはシュートボクシングの会場へ視察に訪れることが多く、この日も現れれば宮越にとって絶好のアピールの場となるだろう。

<追加対戦カード>

▼64.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
町田 光(橋本道場/WPMF世界スーパーフェザー級王者)
宮越慶二郎(拳粋会/WBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者)

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