KO勝ちで再起を飾り、国際戦を希望した里見
2020年1月25日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.110』の一夜明け会見が、26日(日)都内にて行われた。
第6試合で超過激格闘技ラウェイからの挑戦者・金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)を3R2分2秒、KOで葬った里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)が会見に出席。前夜の試合を振り返った。
「試合内容は、相手の強さもあった上でしっかり3回ダウンを取って勝てたことが自信につながったかと思います。左のパンチを当ててKOしたかったけれど、1Rは相手が独特な感じだったのでやりづらくて。攻撃が当たる感じがしなくてけっこう手こずったんですが、1Rが終わって大体わかってきたのでボディから、という感じでした。相手どうこうよりもKO勝ちが嬉しくて、倒されてもダウンを取られてもよかったんですが、結果的にKOできてよかったです」と、KO勝ちを喜ぶ。
前回の試合から5か月の期間があったが「横山選手に負けて、すぐ試合をして取り返そうという気持ちになりましたが、そこは違うなと思って。自分の試合を見返して弱い部分を修正する練習をして臨みました」と、一度自分を見つめなおしたことで成長できたとする。
金子が予告していた必殺技ラウェイサンダーについては「いつか何かやってくるんだろうと頭の中にあったんですが、何もやってこなかったので3Rの最初にラウェイハンマー(鉄槌攻撃)を真似しました(笑)。やってこなかったので自分からやったら案外入ったので、今回から使おうかなと思っています」と、金子の技をパクったという。
しかし、中村拓己K-1プロデューサーから「でもその後、めちゃくちゃ反撃されてましたよね」と突っ込まれると「あの後、めっちゃいいのをもらって効きました(苦笑)。キックボクサーとは違う独特さがあって、ジャブ一発もらってもストレートをもらったくらいのダメージがきたのでいい経験になりました」と、異種格闘技戦がいい経験になったとした。
今後については「去年は散々悔しい思いをしたので、2020年は試合を多くしたいと思っています。2020年はオリンピック。世界中から日本は注目されるので、K-1も今年格闘技としてもっと広めたいと思っていて、1回しかやっていませんが今年は外国人とやりたいと思います。KO勝ちした姿をまた見せます」と、外国人選手との国際戦に挑みたいとした。