2020年1月20日(月)に放送された『有吉ゼミ2時間SP』に、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)と弟・那須川龍心(=りゅうじん・TEPPEN GYM/14歳)が登場。龍心が2019年11月24日に大阪の『DEEP☆KICK 41』で行った試合と、その試合へ向けて弟を支える天心にカメラが密着した。
(C)DEEP☆KICK
龍心は、関西では無敵の伊藤千飛(せんと・真門伊藤道場)との東西最強ジュニア対抗戦に臨み、惜しくも判定で敗れた。SNSには「那須川天心の弟とのやつまじで泣いた」「那須川天心の弟の悔し涙、もらい泣きしてしまった…」などの声が溢れトレンド入りも果たした。
この番組が放送される4日前、兄の那須川天心は龍心について自身のSNSでこんなことを語っていた。
(C)DEEP☆KICK
「この間キックボクシングに興味が無く練習が嫌いだった弟が、俺、プロになりたいと言ってきました。高校も通信に行ってプロ練の時間に間に合うようにするらしいです。今までそんな事一度も言われた事なかったし、中学一年生だからまだどうなるかわからないけど、この歳でやりたい事が見つかるって素晴らしい。成功するかはわからないけど、今まで一度も言わなかった事を自分の口から言ったのだから可能性はあるはず。できるはずさ! 俺の弟だぜ!」
11月の試合に敗れたことが龍心の気持ちに何かしらの影響を与えたようだ。天心も弟の決意に喜びを隠せない。“那須川天心の弟”という十字架は付いて回るが、そのプレッシャーに負けない強い選手になることができるか。
(C)DEEP☆KICK
なお、那須川天心はこの投稿のハッシュタグに「将来の夢」「RISE王者になって」「俺と戦う事」「残念ながらそれは無理だ」「兄より優れた弟などいない」「ジャギが言ってた」と、弟にも持ち前の負けず嫌いを発揮。それでも最後には「けれど全力でサポートする」とのハッシュタグを付けていた。