2020年2月11日(火・祝)東京・大田区総合体育館『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』で、峯山竜哉(WSRフェアテックス西川口)との対戦が決まっていたUMA(K&K ボクシングクラブ)の欠場が発表された。
UMAはトリッキーな蹴り技を武器にREBELS黎明期から活躍し、他団体にも乗り込んでいってトップ選手から勝利を収めている。2018年の「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURNAMENT」では準優勝。10月のREBELSでは初回KO勝ちでREBELS 67kg級王座を獲得、12月には喜入衆にも初回KO勝ちしてルンピニージャパン・ウェルター級王座を奪取して二冠王となった。7月の番長兇侍戦から3連続初回KO勝ち中と絶好調の波に乗っている矢先だった。
自身のSNSにて「残念ながら2月のknockout、両目の網膜剥離になってしまい出れなくなってしまいました。もう終わったと思いましたが、まだ自分の中で納得出来ないので必ず戻って来ます! 必ず。もう退院してまだ目はあんま見えないけど、元気です」と、ファンに状態を報告するとともに必ず復帰すると宣言。続けて「knockout関係者様、対戦相手の峯山選手、この試合を楽しみにして下さった方達。本当にすいません。復帰はいつになるか分かりませんが、俺は絶対諦めない」と試合が中止になったことを謝った。
また、ファンを心配させないためかその直後にも「今は言うほど全然元気なんで大丈夫。皆さんありがとうございます。これを試練だと思ってやってくんで」と、元気だと告げている。
UMAの欠場により、UMAとルンピニージャパン・ウェルター級タイトルマッチを行った喜入衆(NEXT LEVEL渋谷)が初参戦、峯山と67.0kg契約で対戦することが決まった。喜入は29勝(5KO)35敗5分と69戦ものキャリアを持つ大ベテラン選手だ。