2016年6月に対戦したヤッシーン(右)と再戦する国崇
2020年1月25日(土・現地時間)ベルギー・ブリュッセルで行われる『King of Brussels』に国崇(拳之会)の出場が決定した。
NJKFの至宝・国崇の現在の戦績は96戦54勝(36KO)39敗3分。昨年4月にはISKA殿堂入りを果たしており、NJKFだけにとどまらず日本を代表するベテラン選手だ(ISKAの殿堂入りを認定されたのは、世界でもジョルジオ・ペトロシアンと国崇の2人のみ)。
ISKA殿堂入りを果たした国崇
その国崇の96戦目は海外遠征、ベルギー・ブリュッセルでの試合となった。対戦相手は、2016年6月の拳之会興行(岡山)で、国崇とISKAムエタイ世界フェザー級王座を賭けて戦った相手、ヤッシーン・モゥタチ(ベルギー)だ。約3年ぶりの再戦となる。
2018年12月、スペイン・マドリードで、国崇はISKAムエタイ世界フェザー級王座3度目の防衛戦でカルロス・コエーリョ(スペイン)にベルトを奪われた。そのベルトを取り戻すためにも、この一戦は絶対に落とせない。今年4月(岡山)には、ロベルト・パレスティーニ(イタリア/WFC世界フェザー級王者)からTKO勝利をおさめており、王座再挑戦へ一歩前進している。
今回戦いの舞台となるのは、ベルギーのキックボクシングイベント『King of Brussels』、最大収容人数15,000人の会場Palais12(パライス12)で行われる。
「ヤッシーン選手とは3年前の拳之会興行で対戦した経歴があり、その時は3Rに左ボディでKO勝利しています。ヤッシーン選手からしたらリベンジ戦となるので相当気持ちも篭っている事でしょう。でもそれはこちらも同じ気持ちです。実はこれまでの拳之会興行に招聘した海外選手で、一位、二位を争うくらい強い選手で苦戦もしました。今回は敵地で実力の差をしっかり見せ付けて勝って、美味しいベルギーワッフルを食べて帰りたいと思います。皆様、どうぞ国崇の挑戦をあたたかくお見守りくだされば幸いです」
『King of Brussels』
2020年1月25日(土・現地時間)ベルギー・ブリュッセルPalais12(パライス12)
▼ISKAムエタイ フェザー級 3分3R
国崇(拳之会/WKAムエタイ世界フェザー級王者)
ヤッシーン・モゥタチ(ベルギー)