扇久保と激闘を展開した石渡(右)
2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.20』の第7試合「RIZINバンタム級(61kg)王座挑戦者決定戦」で、扇久保博正(パラエストラ松戸)に判定2-1で惜敗した石渡伸太郎(CAVE)が、自身のSNSで病院のベッドに横たわる写真を公開した。
石渡伸太郎のTwitterより。激闘を物語る
石渡は「1R目で折れました!」と骨折してギプスを付けた手を見せ、「大晦日は毎回病院」と自虐気味のコメント。石渡は2017年の大晦日で行われた「RIZINバンタム級トーナメント」の決勝戦でも堀口恭司にKO負けし、病院で元旦を迎えたことがある。
その後はファンへ応援のお礼を述べ、「全て出し切りましたが負けました。弟、チャンピオンなれよ!」と、自他ともに顔が似ていると認めている扇久保へメッセージ。
これを受けて扇久保も「兄さん、ありがとうございました! チャンピオンなります!」とメッセージを返している。
榊原信行RIZIN CEOによれば、朝倉海を破り新王者となったマネル・ケイプと挑戦者・扇久保のタイトルマッチは「来春以降、オリンピック前(7月開幕)にはどこかでやりたいと思っています」としている。
なお、石渡は翌日にもSNSを更新し、「負けた事は悔しくてたまらないけれどこうして沢山の方に応援して頂いて幸せです」とファンからの応援コメントに感謝し、「7人の甥姪がいるので昨日一生懸命働いたお金でお年玉おじさんになります」と、文字通り命がけで稼いだファイトマネーでお年玉を配るとした。