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インタビュー

【Krush】レオナ・ペタス「自分がこの階級で一番強いという自負がある。朝久選手をマットに沈めようと思っています」vs 朝久泰央「僕のパンチを喰らったらレオナ選手はびっくりすると思う。滅多打ちにして一方的に勝ちます」=2月16日(土)「Krush.98」後楽園ホール

2019/02/08 00:02
【Krush】レオナ・ペタス「自分がこの階級で一番強いという自負がある。朝久選手をマットに沈めようと思っています」vs 朝久泰央「僕のパンチを喰らったらレオナ選手はびっくりすると思う。滅多打ちにして一方的に勝ちます」=2月16日(土)「Krush.98」後楽園ホール

(C)Good Loser 

2月16日(土)「Krush.98」後楽園ホール大会で対戦するレオナ・ペタスと朝久泰央。両者は2017年4月の「Krush.75」で行われた「第5代Krush-60kg(現スーパー・フェザー級)王座決定トーナメント準決勝」で初対戦しており、当時はレオナが判定勝利している。

会見では朝久が「約2年前にレオナ選手には負けているので、しっかり倍返しでやり返させてもらいます。完封して勝ちます」とリベンジを誓えば、レオナも「前回はダウンを奪って判定勝ちでしたが、次は完全にマットに沈めたい」と返り討ちを宣言した。

火花を散らした両者が会見後に語ったこととは?

◆レオナ、強気なコメント連発の朝久泰央に試合で分からせる!

──昨年9月、過去に敗れている安保璃紅選手との再戦を予定していたレオナ選手ですが、試合前の交通事故で欠場となってしまいました。いつ頃から練習を再開して、試合のめどが立ったのですか

「事故に遭って1カ月ぐらいは松葉杖で何も出来ない状況だったんですよね。で、1カ月過ぎたぐらいからリハビリも兼ねてちょっとづつ動き始めた感じです。僕的には年内いっぱいはリハビリが必要なのかなと思っていたら、お医者さんに『めちゃくちゃ回復が早い!』と言われるくらい回復が順調で、年明けには試合ができるんじゃないかなと思っていました」

──では2月に復帰というのはちょうど良い時期でしたか?

「そうですね。3月でも良かったかな? とは思ったんですけど、流石に試合間隔が開き過ぎちゃうのもよくないな、と。それで今回のオファーを受けました」

──そして復帰戦の対戦相手が朝久泰央選手に決まりました。朝久選手は12月のK-1大阪大会で安保選手に勝っていますが、あの試合を見た感想を聞かせてもらえますか?

「僕の予想していた通りでした。色んな人に勝敗予想を聞かれて、僕の立場上は安保選手に勝ってもらった方が良かったので『安保選手が勝つ』と答えてたんですけど、僕の中では思っていた通りの結果でしたね」

──なるほど。レオナ選手と朝久選手は2017年4月に対戦していて、この時はレオナ選手が勝っています。記者会見では朝久選手から強気なコメントも出ていましたが、それについてはどうでしょうか?

「強い選手だと思っているんで、コメントは強気でも全然良いですけど。試合で分からせようかなってところです」

──逆にレオナ選手が前回の朝久戦と比べて、変わったところや良くなっているところはどんなところだと思いますか?

「間違いなくパンチ力がつきましたね。7月にやった試合(※中国の強豪ジャオ・チョンヤンにKO勝ち)でも、倒せないと思っていたところで倒せたんで。今はリスクを負って倒しに行けば倒せる感じなんで、攻撃の威力はついてると思います」

──前回はダウンを取っての判定勝ちでしたが、今回はずばり完全決着ですか?

「そうですね。僕は朝久選手をマットに沈めようと思っているんで、そのための練習をしています」

──ここでしっかりと結果と内容で見せて、次は自分がベルトを獲りに行くという気持ちですか?

「自分の中で勝手に自負してるんですけど、僕がスーパー・フェザー級の中で一番強いと思っています。これに勝って、今のチャンピオンには借りがあるんで(※2014年にレオナは島野に流血によるTKO負け)、それを返したいと思います。

あと僕の交通事故が原因なんですけど、9月の安保戦が流れたのは、まだあの日は僕と安保選手がやる日じゃなかったんだろうなと思っているんですよね。だから今のチャンピオンを僕が倒して、僕がベルトを持っている間に安保選手に挑戦してもらって、そこで倒せば良いかなと思っています。今はベルトのこと以外、考えてないですし、ベルトを巻いたら安保選手を倒して、そこでどうするか? はその時次第ですね」

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◆朝久泰央、100発で駄目なら200発・300発殴る!

──まずは12月のK-1大阪大会(安保璃紅に判定勝ち)を振り返っていただけますか?

「試合映像はあまり見てないんですけど、魔裟斗さんの解説を聞いて勉強になるところがありました。僕の試合のあとに兄ちゃん(朝久裕貴)の試合が中国で決まっていたので、すぐに練習も再開しました」

──ではチャンスがあればすぐにでも試合をしたいと思っていましたか?

「はい。年内にもう一試合できたぐらいですし、いつでも試合は大丈夫です」

──そして今大会ではレオナ選手と約1年10カ月ぶりの再戦になりました。安保選手に勝った時に次もトップ選手との対戦になると予想していましたか?

「そうですね。タイトルマッチ以外で他にやるとするなら、レオナ選手ぐらいかなと思っていました」

──前回の対戦ではパンチでダウンを奪われての判定負けでしたが、どんな感想を持ちましたか?

「パンチを受けた時に『これならいける』と思ってしまって……。そこで気が緩んだ瞬間に一発をもらってダウンしてしまったので、完全に気の緩みからやられました(苦笑)」

──あれから朝久選手も経験を積んで、今の自分だったらレオナ選手に勝てる自信はありますか?

「会見でも言ったんですけど、館長のゲンコツで頭と頭蓋骨が鍛えられているんで(笑)、“石の拳”(※レオナのキャッチコピー)を喰らったくらいじゃ効きません。むしろレオナ選手の拳が砕けるぐらい僕の石頭は硬くなってると思います」

──なるほど。記者会見では「100発で駄目なら200発・300発と殴ってやる」というコメントもありました。

「今回はそんな感じで戦います。きっと僕がパンチを一発当てたら、レオナ選手は僕のパンチの威力にビックリすると思うんですけど、そのパンチで滅多打ちにして一方的に勝ちます」

──スーパー・フェザー級は選手層が厚い階級ですが、結果と内容で自分の存在をアピールしたいですか?

「はい。やはり倒して勝ってインパクトを残すことも大事だと思います」

──12月の安保戦を見て、ファンのみなさんの期待も高まっていると思います。どんな試合を見せたいですか?

「会見でのすべり具合と(笑)、試合では色んな技の種類や僕独特の動きがあるんで、そこを見てもらいたいと思います」

──改めて2019年はどんな一年にしていきたいですか?

「Krushのチャンピオンになって、朝久空手の強さを広める一年にしたいと思います」

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