2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて、15時から開催される『RIZIN.20』の前日計量が、30日(月)都内にて16:00より行われた。
今大会で行われる「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019ライト級(71kg)トーナメント」に出場する4選手、ジョニー・ケース(米国)は70.70kg、トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)も70.70kg、ルイス・グスタボ(ブラジル)は70.65kg、パトリッキー・“ピッドブル”・フレイレ(ブラジル)は70.95kgでそれぞれリミットの71.0kgを一発パス。
準決勝でケースvsムサエフ(第1試合)、グスタボvsパトリッキー(第2試合)が行われ、第10試合で決勝戦が行われるワンデートーナメント。4選手とも意気込みは凄まじく、フェイスオフでは準決勝の2組とも激しい睨み合いが見られた。
前日に行われたインタビューでムサエフは、ケースについて「特別に警戒していることはない。私にとっては通常の対戦相手と同じだ」と矢地祐介、北岡悟、ホベルト・サトシ・ソウザと3連勝でRIZIN負けなしのケースに全く恐れを抱いていない。決勝戦に関しても「勝った選手と対戦するだけ」と答えた。
対するケースは「トフィックは素晴らしい選手だが、自分の持ち味を出して世界チャンピオンは自分だと証明したい。彼を叩きのめすだけだ」と自信を見せている。
グスタボは“ベラトールからの刺客”パトリッキーについて「相手については話す事はない。自分が軌道に乗っていると思う。万全のコンディションなので、この試合に勝って決勝に行くことしか考えていない」と決勝へ進出するのは自分だとし、「正直、もう一つの準決勝は深く考えていない。俺の試合は俺が勝つ。決勝に進んだら相手のことを考える」と目の前のパトリッキー戦に収集すると答えている。
そしてパトリッキーはグスタボについて「とても優れたアグレッシブな選手だと思う。しかし、私は“ピットブル”。私より優れている選手はいないよ。私はチャンピオンになるために生まれてきた。相手をボコボコにするために生まれてきたんだ。残念ながら彼は生まれる時代を間違えた」と勝利を信じて疑わず、「もう一つの準決勝もタフでアグレッシブだ。面白い試合になるだろう。しかし、決勝も私が勝つので心配はしていない。今は準決勝の対戦相手に集中している」と、どっちが上がってきても問題ないと語った。