MMA
インタビュー

【RIZIN】朝倉海、気負いも油断もなくケイプの分析も完ぺき「結果的に最後KOできたら一番いいかな」

2019/12/28 13:12
 2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて、15時から開催される『RIZIN.20』の出場全選手個別インタビューが、28日(土)都内にて行われた。  メインイベント(第15試合)のバンタム級王座決定戦5分3R(※ヒジ有り)で、マネル・ケイプ(アンゴラ)とタイトルを争う朝倉海(トライフォース赤坂)がインタビューに応えた。 「いよいよ試合が来たなって心境です。調子も凄くいいので楽しみです」と朝倉。改めてケイプの印象を聞かれると「印象はしっかり頭を使って戦略を練って戦ってくる選手というイメージ。意外と慎重なタイプ。元からそうだけど最近特にそう感じます。前よりも慎重になったかなって。実力は伸びていると思います。ただ、直近の2試合は打撃を苦手としている相手とのKOだったのであまり参考にならないと思っています。実際に打撃が強い選手とやった時にどうなるか分からないです」と、十分に研究したことがうかがえる評価。  試合展開に関しては「打撃での展開が多くなると思うんですけれど、寝技での展開も作ってトータルで勝負したいと思っています」と、あくまでもMMAで戦うとする。 「特にボクシングの練習を重視してやってきましたが、倒そう・倒そうとしていくのではなく、しっかり勝ちに行ってチャンスがあれば倒しに行って、結果的に最後KOできたら一番いいかなって思っています」と、強引に倒しに行くのではなく結果的にKOになればいい、という考え。「ただ、レスリングの練習にも時間を割いてきました。今回の戦いに必要だなと思って。テイクダウンを狙ってくることも想定しているし、こっちから獲りに行く展開も作りたいなって狙いがあります」とする。  海外の記者からはYouTubeについての質問もされ、「始めたことで格闘技を知ってくれて、RIZINを好きになった人も凄く多いのでやってよかったなと。そういう人たちにも届く、格闘技の魅力を伝えられるような試合を今回見せたいなと思います」と答えた。  メインのプレッシャーはないのかとの質問には「メインはそんなに意識していなくて、勝つための準備をしっかりしてそれを試合で実行するだけなので」とあくまでも冷静。そして「タイトルマッチなのでベルトに挑戦するという意味で、今年を締めくくるに相応しいと思っています」と、自分の今年を表す“挑”の漢字一文字にふさわしいと語った。
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