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【RIZIN】越智晴雄が公開練習で『Lemon』熱唱、再戦の対策は万全「前回より確実に強くなっている」

2019/12/11 20:12
2019年12月29日(日)さいたまスーパーアリーナ『Bellator JAPAN』で、ジャレッド・ブルックス(アメリカ)と対戦する越智晴雄(CAVE)が11日(水)都内所属ジムにて公開練習を行った。  越智とブルックスは8月の『RIZIN.18』で対戦。開始から10秒、ファーストコンタクトでの偶発的なバッティングにより越智が右目上、額から出血。傷は深く、ドクターチェックの末、続行不可能となりノーコンテストとなった。今回はその決着戦。  同門の石渡伸太郎(31日のRIZIN.20で扇久保博正と対戦)とマススパーリングを披露した越智だが、寸止めの越智に対して石渡は容赦なく攻撃を当ててくるという展開に。そのことを公開練習後に問いただすと越智は「気のせいです」と苦笑した。 「試合が近くなるにつれて調子が上がっています。前回もやっているので対策は練ってあるのでそれを試合まで身体に染み込ませるってところですね」と、すでに準備は万端な様子。 「もう一回やると思っていたので再戦へ向けて対策をどう立てていくか、立てて仕上げに入っている感じです。あの短い間で感じたことを前回から今回までの間で試す感じですね。前回やった感触だったり、自分のイメージと少しだけですが肌を合わせたので」  さらに「前回やって差がある部分とか相手が強い部分が全部分かりました。前回より確実に自分は強くなっていると思います。前回の試合が終わってからすぐ、レスリングを強化しようと思ってアメリカへ1カ月行ってきました。変えた部分もあって、それを次の試合に出します。イリノイ州シカゴのレスリングのジム(イジー・レスリング※フォークスタイルレスリングを指導)へ行ってきました。総合格闘技にはレスリングの要素が大きいので、ブルックスも凄いレスリングが強い選手なのでその差を埋めたいと思って。(UFCの)ジョン・ジョーンズを教えているコーチです」と、レスリングを強化してきたという。  また、バッティングに関しては「対策はしています。前回の自分が最初に狙った方向の頭の位置があるんですけれど、それを気を付けています」と同じことにはならないようにしている。  石渡に越智の仕上がり具合を聞くと「非常に厳しい試合になると思っています。でも、自分のことで精一杯なので自分で頑張れよ、と言ってます」と、マススパーリング同様、突き放した。 熱唱する越智から距離を取り、苦笑する石渡 最後に、越智は自身のInstagramで展開している、夜中に熱唱するインスタライブで勝利の後に歌う曲は決めているのかとの質問に「今月の強化歌があって、テーマソングとして米津玄師の『Lemon』を練習しています」と言い、「ちょっと歌ってもいいですか?」とその場で熱唱。  周囲が苦笑する中、石渡に感想を求めると「この件に関しては絡みたくないんです。僕は関係ないんです」と、やはり突き放した。
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