「日本を代表できる選手になりたい」と大きな目標を持つさくら
2019年12月15日(日)東京・大田区総合体育館『DEEP 93 IMPACT』で、柔術で活躍し、DEEP JEWELSアマチュアグラップリングでも4戦4勝の森さくらが「さくら」(フリー)としてMMAデビューする。
柔術では、8月の『アブダビグランドスラムツアー東京大会』女子ジュブナイル青帯57kgで優勝。続く『COPA Bullterrier 2019』では青帯2試合で一本勝ちも決勝で敗れ準優勝。10月の『BLUE DESTINY 2019』女子アダルト青帯ライトフェザーでは2試合を一本勝ちで優勝するなど極め力の強さを見せている。現在はボクシング・キックのジムで打撃を習い、MMAでも強豪女子選手と練習するなど、デビュー戦に向けて準備を進めているという。
対戦相手は國保小枝(和術慧舟會船橋道場)で、ソフトボール、吹奏学部を経て格闘技を始め、今年3月にプロデビューするも、3月にあい(KRAZY BEE)、6月に永尾音波と連敗中。さくらも同じ柔術出身のグラップラーだけに、寝技勝負となりそうだ。
さくらは「デビュー戦なのでとても緊張していますが、また見たい!と思ってもらえるような良い試合をします」と意気込み、國保については「國保選手は柔術が同じ青帯と知って寝技だけじゃ勝てないと思ったし、自分よりも背が小さいので戦いづらいのかなぁと思いました」と見ている。
「浅倉カンナ選手みたいにDEEP JEWELSからRIZINに出て活躍したいです。MMAをやりたいと思ったきっかけは浅倉カンナ選手を見て。凄く自分の胸の中に入り込み、RENA戦の名シーンは今でも忘れられません! さくらも浅倉カンナ選手みたいになれるように努力します」と、浅倉を目標に掲げ「DEEP JEWELSを有名にしたいのでRIZINやUFCに参戦したいです。まだまだ生意気ですが、さくらは日本を代表できる選手になりたいです」と志は高い。
まだ16歳のさくらにプライベートのことを聞くと「家族でショッピングや温泉に行ったり、家でゴロゴロしたりしています。私は寝るのが大好きです! スイーツを食べたりするのも大好きです」と、さすが若い答えだが、パワースポットについて聞くと「悩んだ時は土手や銭湯にいってパワーを溜めています。特にお父さんに怒られた時は土手に行きます」と、昔のスポ根マンガや青春ドラマのような答えも返ってきた。