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【RISE】政所仁が2度ダウンを奪い悲願達成の新王者に、島田知佳もISKA世界王者MARIからダウン奪う圧勝、パヤーフォンが最終回にKO勝ち、11試合中9試合でダウンあり

2026/11/09 03:41

▼第9試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
〇パヤーフォン・バンチャメーク(タイ/Banchamek Gym/同級1位、初代K-1女子アトム級王者)
KO 3R 2分43秒 ※右フック
×林 美菜(日本/FORWARD GYM/同級3位、CKC 2025 女子-49kgトーナメント優勝)


 パヤーフォンは2017年11月に初来日するとムエタイの試合で3連勝。2019年からはK-1グループに参戦し、2022年6月の「K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント」の1回戦でMIO、決勝では菅原美優を破り、タイ人女性初のK-1王者に就いたが、2023年3月の初防衛戦で菅原美優にリベンジを許し、王座を失った。ムエタイに復帰すると2024年10月、伊藤紗弥を破りラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級初代王座に就いた。同王座は2025年4月の防衛戦でモンクットペットに奪われている。

 2026年4月、RISEに初参戦すると7戦無敗だったRISE QUEENミニフライ級王者・宮本芽依から2度のダウンを奪う圧勝で判定勝ち。当初、今大会では宮本とRISE QUEENミニフライ級タイトルマッチで再戦する予定だったが、宮本が体調不良のため来年に延期された。戦績は72勝(12KO)18敗。

 林は2025年2月の『DEEP☆KICK』でプロデビュー。そのデビュー戦では花田麻衣に判定で敗れたが、2戦目でこまちに初回KO勝ちすると快進撃を開始。3戦目も初回TKO勝ちを飾ると、12月の5戦目では青木繭に判定勝ちでAJKN日本Girlsミニマム級王者となった。さらに2026年1月のCKC女子-49kgワンデートーナメントでは、RISEの常連である岩永唯伽、愛結菜を連続撃破して優勝。5月にはRISE初参戦を果たし、HIYORIに判定勝ち。戦績は7勝(2KO)1敗。

 現在32歳と遅れてきたホープだが、林は元々バレーボールで活躍。神戸親和女子大学時代は西日本インカレ3位、卒業後は9人制バレーボールの実業団パイオニア レッドソニックスでアタッカーを務め、「化け物みたいなジャンプをする」と対戦チームから恐れられていたという。バレーを引退して2年後にキックボクシングを始め、アマチュア大会を経てプロデビューした。

 1R、サウスポーの林はパヤーフォンが左ミドルを蹴ってくると長いリーチから左ストレートを合わせる。パヤーフォンは右インローと右ミドル。林の左ストレートを右ヘッドスリップでかわしていく。林は左の三日月を狙っていき、パヤーフォンは左へ回り込んでいく。

 飛び込むパヤーフォンはバッティングをしてしまう。再開後、強い前蹴りを打つパヤーフォン。林が近付いてくるところに左ローを連打、右ミドルからの右ストレート。林が左を打とうとすると前蹴り、打ってきたら右ヘッドスリップでかわす。パヤーフォンは左へ動きながらの右ボディを打つが、またもバッティングに。

 2R、パヤーフォンがワンツーから右ミドル、さらにワンツー。左ロー、右インローを蹴りながら左へ回り込んでいくパヤーフォン。左の前蹴りからすかさず右ストレートを打つ。じりじりと近付く林に、パヤーフォンは右ミドルを蹴って左右の連打。パヤーフォンは左ロー、右ショート。

 林が左ストレートで前へ出るとパヤーフォンは下がっていくが、ロープに詰まったところで近付いてきた林に右の縦ヒジを顔面に見舞ってしまう。パヤーフォンの前蹴りに林は近付いて左右フック。

 3R、パヤーフォンは左の前蹴りをボディへ連打してからの顔面前蹴り。左カーフ、右ミドルから右ストレート、すぐに左ミドル。林は前へ出て左ストレートを狙うが、先にパヤーフォンが攻撃を出してくる。右ストレートをクリーンヒットさせ、組むとヒザを見舞うパヤーフォン。林は左ストレートもパヤーフォンは前蹴り。林の左ボディストレートがヒットし、パヤーフォンは組んでヒザを蹴る。

 残り30秒、パヤーフォンは右前蹴り、右ボディストレートからロープを背負った林に左フック。動きが止まった林に連打を当て、左右フックでKO。最後は爆発力を見せつけた。

 パヤーフォンは「KO勝利が出来てとても嬉しいです。日本のファンの皆さん、タイのファンの皆さん、声援が力になりました。ありがとうございます。宮本選手とタイトルマッチをやりたいです」と、今大会で再戦する予定だった宮本芽依とのタイトル戦をアピール。

 宮本もリングに上がり、「年内にパヤーフォン選手と試合をするってなっていたんですけれど、私の体調不良で出来なくなりました。本当にすいません。でもパヤーフォン選手とタイトルマッチが決まって、私も心が引き締まります。ベルトを獲らせるわけにはいかないので、パヤーフォン選手との試合でベルトを懸けて戦うと私にはリベンジマッチにもなります。試合をするのが凄い楽しみです。楽しみに待っていただければと思います」と、自分も2027年の再戦が楽しみだと話した。

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