全てにおいて世間の声を見返したい

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──試合が近づいた今は、それを見せる準備は万端ですか?
「はい。別に言い訳とかじゃないですけど、ちょっと前にはケガもあったんですよ。それとスケジュール的な問題もあって、児玉選手にはちょっと待ってもらったというのもあるんですけど。だけど今はケガも治って、『何か俺、ここ最近で一番練習してるわ』みたいに思ったんですよね。『ちゃんとできてるな』という感じで仕上がってます」
──ではその仕上がった状態で、どんな試合にしたいですか?
「もう、倒すとか勝つっていうのは当たり前ですよね。だから本当に『俺はこんなもんじゃねえぞ』っていう、見返してやるというところで、世間との勝負かなと思ってますね。身内もそうかもしれないです。僕を応援してくれてる人も、『こんなもんか』って思ってる人も、たぶん中にはいると思うし。そういう全てにおいてですよね。宮田プロデューサーしかり、もう全てにおいて、世間の声を見返したいなと思ってます」
──改めてですが、児玉選手の強いところは、どこだと思っていますか?
「スピードはあるんじゃないですかね。スピードと、たぶん勢いが彼のいいとこかなと思ってます。あと、必死さも絶対あると思いますね」
──児玉選手は児玉選手でケガもあって、いろいろ乗り越えてきたところでもありますし。
「確かにそうかもしれないですけど、自分もそうだし、みたいな。だから本当に、最後、もしキツい闘いになった時に、やっぱり気持ちの部分が出るのかなと思いますね。そこで今回は、メチャクチャやってきたという自負があるので。負けたくないのはもちろんだし、前回だって負けちゃダメだったんですけど、そういう悔しい思いもたくさんしてきたし。サムエル選手がチャンピオンになったことによって、さらに悔しい思いもしてるし。だから、その気持ちでは俺は強いと思うんですよ。そういったところでは負けないですね」
──では、ここで勝った先にどうこうとかは、今は考えていない?
「今は、それは全くないですね。もうとにかく、ここを落とせないですよね。こういうことは考えたくないですけど、本当にこれを落としたら終わりだと思ってるので。ここで負けたら、結局、『こんなもんか』になるじゃないですか。それが自分の一番イヤなことなんですよ。そこの怖さは、やっぱりずっとありますよ。でも、それがまた、何かいいんですよね。気持ちいいわけではないけど、『やってるな』みたいな実感があるというか、それだけ必死に、格闘技で生きてるなと思えるというか」
──本当に実感ですよね。
「何て言うんだろうな、ここで負けたら、たぶん、もう終わりなんですよ。終わりではないかもしれないけど、終わりなんですよ、自分の中では。そこを今、ギリギリのラインで生きてるみたいな。そういう生活を送ってる感じです」
──それこそ、勝って抜け出すしかない。
「そうなんです。勝たないと、もうちょっとまずいですよね、普通に。それは第三者から見てもそうだと思うんですけど、自分でもしっかり感じてるので」
──では最後に、改めて今回の試合への“決意”をいただけますか?
「つまんない言い方かもしれないですけど、『必ず勝ちます』に尽きますね。負けないです。勝ちます。それしかないです」




