KOで勝たないと僕の評価も落ちる

──ただ、繰り返すようですが、新田選手はここ2試合、最終的に倒しているところが、以前と変わったかなと思うんですが、そこも特には…という感じですか?
「はい。このオープンフィンガー・ムエタイというルールは、『僕だったら最終的に倒せるな』と思ってやり始めたので。今回は本当に、勝つのは当たり前で、KOで勝たないと僕の評価も落ちるんじゃないかなと、すごく思ってます」
──先日のカード発表会見では「レベルが違う」と、繰り返し言っていました。それは、全てにおいてという感じですか?
「そうですね。本当にスピード、テクニック、パワーと、全部勝ってると思ってます。その中でたぶん相手は、首相撲からのヒジでしか僕を攻略できないと思ってると思うんですよ。おそらくどの相手でも、そういう作戦で来るだろうというのは、もう僕は分かってるので。だからそこに関しては、徹底的に僕もプレスだったりヒジだったりを練習しているので、別に大丈夫かなと思っています」
──ではここは本当にレベルの差を見せつけて、次に進むぞというところを示す試合という位置づけですか?
「はい。12月の代々木大会も出たいですからね。、12月の大会まで2カ月ぐらいなので、早い段階で倒して、すぐ次の練習に行けるようにしたいなと思ってます」
──勝つのは前提として、万が一にもケガもしないように、と。
「去年は11月の試合(セーンサックグン・オー.カムイン戦)でヒジでカットされて、それで12月にゲーオガンワーンとの再戦だったじゃないですか。そのゲーオガンワーン戦は切られたくなかったので、自分らしい試合ができなかったのが悔しくて。だからなおさら、今回は切られたりもしないで、パッと倒して終わらせたいですね」
──その先、REDスーパーフェザー級のタイトルについては、龍聖選手が獲ったこともあって、いったん保留という所ですよね。ただ龍聖選手のここのところの活躍も、さらに強く刺激になっているのでは?
「それはありますね。ここ最近はずっと勝っているし、9月は初めてREDルールでやって、僕が2回負けた相手にあっさり勝ってチャンピオンになったので、悔しい気持ちもあります。でもやっぱりチームメイトとしてはすごくうれしいし、見習うべきことがすごくあるなというのは、本当に思いましたね」
──ただ、今のチャンピオンから直接ベルトを獲るというわけにいかない分、モチベーションになるものを見つけないと、という感じですか。
「まあ正直、龍聖が早く返上してくれたら話は早いんですけど(笑)、そこはどうなるか全然分からないので。だから龍聖の防衛戦の相手になるような選手を、僕がどんどん倒していければいいなと思ってます」
──龍聖選手に直接、「早く返上してくれよ」って言ったりしないんですか?
「それは言ってないです(笑)。でも本人も『そのうちね』とは言ってるので、待ってますけどね」
──では今回は、その後に燃えられる相手とやるためにも、しっかり倒して勝たなきゃという感じですね。
「ホントにそうですね。ただ勝つだけじゃなくて、本当に評価されるような試合をしないといけないなと思っています。倒して勝たないとKNOCK OUTのメインは務まらないとじゃないですか。ファンの人たちの心を動かすような試合ができればいいなと思っています」
──今大会ではUNLIMITEDで注目される試合も組まれていますよね。その点で、対UNLIMITEDという点でも負けられないというような意識はありますか?
「正直、そこまで意識はしてないんですけど、他団体から参戦してくる選手たちがやることで、注目度もあると思いますし、そこに負けないような試合をしないと、『KNOCK OUTってどうなんだろう?』って思われそうなので。僕も外から来た人間ですけど、今はKNOCK OUTファイターとしてやっているので、そこは誇りを持って闘えればいいなと思ってますね」
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
「本当にレベルの違いを見せて圧倒的に勝って、マイクで言いたいと思っているので、楽しみにしていてほしいです」




