2026年10月21日(水)都内にて『2026年度K-1グループ上期業績報告会』が行われた。業績報告会(決算説明会)は起業の財務状況や業績、経営戦略、将来の見通しなどを共有するための会であり、多くの企業が透明性や信頼性を高めるために開催しているが、格闘技団体で行っているのはK-1グループだけであろう。
K-1を運営するM-1スポーツメディアやK-1ジム代表者、須藤元気K-1プロデューサーだけでなく、今回はK-1スーパー・ライト級王者の朝久泰央(朝久道場)、ライト級王者の永澤サムエル聖光(B Make)、スーパー・フェザー級王者の横山朋哉(リーブルロア)、フェザー級王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)と4人の王者も出席。
M-1スポーツメディアの大木知葉・代表取締役は「単なる業績報告の会ではなく、K-1が目指している未来について共有する場。同じ方向を向いて進んでいただければと思います」と出席者たちに伝えた。
会では上半期の売り上げと下半期の予算見通しが、各部署の責任者より発表された。また、今後の世界戦略や国内戦略などの発表もあった。会の終盤には、今回出席した4選手が下半期へ向けての意気込みも語っている。
大久保琉唯「9月12日にチャンピオンになって、これからK-1を代表する選手になるために、まずはしっかり組まれた試合を勝ち続けて、ファンの皆さんだったり、K-1のスタッフの皆さんが、今後大久保に任せて大丈夫だなって思ってもらえるように頑張っていくので、引き続きよろしくお願いします」
横山朋哉「会社としては3年後、5年後が大事だと思うんですけれど、選手としては今が大事なので、よりマッチメイクだったり、ファイトマネーだったり、そういうのを上げてとは言わないんですけれど、ちょっと考えてもらえたら(笑)。やっぱり選手はモチベーションが上がると思うので、ぜひよろしくお願いします。みんなでK-1を盛り上げていきたいと思うので、ぜひよろしくお願いします」
永澤サムエル聖光「僕らができるのは、やっぱり試合で魅せることだけなので、アツい試合して、お客さんいっぱい呼んで、そうすればK-1のためになるのかなと思うので、これからも頑張ります」
朝久泰央「この4人は、みんな個性的な面白い試合ができる4人で、チケットの販売力もあると思うし、拡散力のある4人だと思っています。明るい未来が待っているって言ったように、やっぱり世界に轟くK-1になっていくと思いますし、直近で言うとONEだったりGLORYがありますけれど、そいつらとやっても勝てる強さはあると思ってます。そういったところを突き抜けていけるような、世界最強の団体のK-1にしていきたいと思うので、これからも頑張っていきましょう」
また、須藤元気K-1プロデューサーは総括で「私はプロデューサーになって2年目になります。1年目は手探りだったんですけれども、スタッフのおかげでだいぶ分かってきて。僕が無茶を言っても、なんとか形にしてくれたりとか、いろいろありました。2年目、3年目、これからもですね、正直、いつまで僕がこのプロデューサーとしていれるかっていうのは、いつも考えてます。いつまでやるのかと。それはやはり、このK-1が盛り上がっていかなかったら、僕は責任がある立場なので、そこはずっと続けるっていう気持ちを持ちつつ、緊張感を持ってやっていきたいなって考えてます。
話は変わりますけれど、空飛ぶ車は見ました? テスラの空飛ぶ車。あれって、最初AIの動画だと思いませんでした? それぐらいみんな驚いたと思うんですよ。結局、人が無理だって思ったことを形にする。それがエンターテインメント、スポーツ、そしてこの人類において進化していくものだと、僕は考えてるんです。
【写真】現在発売中の『ゴング格闘技2026年11月号 NO.346』はK-1特集号 イーロン・マスクは5年前かな、ジョー・ローガンかなんかのポッドキャストで、空飛ぶ車を作るって言ってるんですよ。その時みんなに鼻で笑われていた。結局、人に笑われたことっていうのを形にした人なんです。ですからこのK-1も、空飛ぶ車にしなきゃいけないなって、僕は常に考えてます。
そしてまた、彼はなんでそれが出来るのかなって考えた時に、イーロン・マスクの本かなんかで僕は読んだんですけれど、10年で出来ることを半年でやるっていうことを常に考えてるって言ってるんです。それは普通だったら10年かかるなってところを、いかに半年でやるか。ですから、無理だって思うことを半年でやろうと思うと、それなりに無駄を省く合理性であったり、人脈だったり、いろいろなものを駆使して半年でやる。
半年で出来ないとしても、2年、3年で10年かかることは出来るわけですよね。世界に今K-1は広げていっています。ここにいるチャンピオンたち、選手もいますけれども、なんだかんだ言って選手たちありきでK-1の大会が出来るので、選手1人1日それぞれが空飛ぶ車というか、ただのチャンピオンでは終わらない。
マニー・パッキャオのように6階級制覇をやるぐらいな。サムエルは36歳でチャンピオンでしょ。普通ありえないから。本当にすげぇなって思うし、可能性って無限大なので、みんな本当に空飛ぶ車になってK-1を盛り上げて、そして日本を元気に、世界も盛り上げていきましょう」とスピーチした。