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【RIZIN】榊原CEO、メインのキャッチウェイトは「勝負論があった」が、体重超過は今後も「基本、ノーコンテストルールが大前提」「NOEL、ケイト・ロータスにはもっと行って欲しかった」&シェイドゥラエフは──

2026/10/04 09:10

「ノーコンテストルール」ではない形で「公式戦」とするためにどうしたらいいか、JMOCと協議をして「契約体重」に変えた

──やっぱりメインが本当に今大会の象徴的な試合だったと思いますが、榊原さんも先ほど仰ったようにパトリック選手が結果的にヒールということになって、体重はもちろん最初の契約というところがありながらもこうこういう流れになったことに対して、競技的な観点とプロモーターの観点と2つあると思うんですけども、どう考えて。

「本当に、やっぱりお金をいただいてエンターテインメントとして見せてますんで、これ今あの愛知県でやってるアジアンゲームズとは違って競技寄り──完全な本当にレギュレーションのある競技。もちろん今回も堀江選手と宇佐美パトリック選手の試合は、JMOCさんの了解のなかの範疇で裁いたんですけども、本来であればノーコンテストルール、山本聖悟選手は100gオーバーでアラン・ヒロ・ヤマニハ選手とやって、これはノーコンテストルールでやりました。ただそれもじゃあ体重100g超過したのを公式の契約体重にしたらどうだとか、いろんな議論が出ちゃうと思いますけど、やっぱり今回の試合はこれをこの堀江vs.パトニックがメインで見に来てるお客様たちがたくさんいらっしゃる中でギリギリの選択をしてでも──いずれにしてもパトリックに選択権は無いんですよね。オーバーした時点でノーコンテストルールって言われる、それで試合をするかしないか、堀江がそれで受けるかどうかっていう判断になりますから。我々とするとそれをノーコンテストルールではない形で公式戦とするためにどうしたらいいかってことで、JMOCさんとギリギリの協議をして、それであれば契約体重を変える(キャッチウェイト)。それを堀江選手が我々からの提案を飲むか・飲まないか。

 これはでも興行論で考えて、これがエンターテインメントとして一番やっぱり勝負論があって、勝ち負けがもう最初からノーコンテストだとね、判定になればもう(負けることは)ないじゃないですか。だからまあ負けることはないルールになる、そういう意味では堀江が1.65kgオーバーを受け入れて、(通常ルールの)公式戦でいいよって言ってくれたこと。それに伴って当然、堀江が公開計量でも言ってたように、経済的な条件とかはまた交渉になるんですけどね。まずはでも『いやいや、もうオーバーしたんだから受けない』って言えば終わっちゃうことだし、でもやっぱり長崎で自分がメインを務めるのに、しっかり勝負論があって負けるリスクをちゃんと持って、『自分もそのつもりでここまで積み上げてきたんで行きますよ』と言ってくれたことで成立したことなんですけど、まあ結果論ではありますが、それがプラスに働いたのかなという風には思ってます」

宇佐美には「やることになった以上は思いっきり行け」と伝えたが──

──パトリック選手のちょっと不敵な態度みたいな、前日計量のああいうところもまた、結果的に興行的にはプラスに。

「そうですね。でも、これ誤解なきように言いますけど、これあくまでもプロモーターで決めて、プロモーターがいくら堀江にプラスオンしてベラボーにむちゃくちゃな金額、僕らもう最大限努力はしますけど、それを成立させるために、とんでもない法外な金額を提示されたら僕らも出せないんで、ただここを出す・出さないは全て僕らが決めて、僕らと堀江の交渉だけで成り立ってることなので、いくら出したらこうなるよなんてことを間違っても宇佐美に相談するわけはないですから、なんか変に宇佐美側が出したみたいな風に──本当あのSNSって、嘘の情報ばっかり回るんで本当に嫌なんですけど、そんなことするわけないですから。そこはもうオフィシャルの協議なんで、我々プロモーターとしてここまでは頑張れるっていう線を持って堀江と交渉して、堀江側も『分かりました』と気持ちを見せてくれたんで、これを公式戦で1.65kgオーバーは認めますってことで成立した話ですから、我々の提案に堀江が応じてくれた。それ以上、それ以下でもないですね。

 でも、パトリック側に言ったのは、やるってことになって公式戦なんだから、それで下向いてたりふてくされたり、そこで気圧しちゃって、自分が罪を犯しちゃったから、オーバーしちゃったから、それがパトリックのマイナスになるような試合にして欲しくないんで“やることになった以上は思いっきり行け”と。それは僕らからは伝えたし、いろんなこと言われると思うけど、もうこういう方向で堀江も受けてやるって言うんだから、全力で倒しに行ってくれと。照れることないという話をして『やります、全力でいく』っていう中でのパフォーマンスがああいう形に、また堀江ファンというかですね、アンチパトリックなのか分かんないけど、火に油を注いだ形かなと思いますね」

──女子の試合も注目度が高い中でちょっとこう不完全燃焼というか、もう少し前に出る姿勢をっていうのは、ファンも同じ意見かと。

「あれをジャッジして判定するのは大変だって。本当に僕も。だからみんな分かれると思うんだわ。平本戦の時もそうだったし、デュアルマストシステムのこととか、レフェリング、ジャッジングのあのクライテリアとかレギュレーションはファンもみんな知ってくれたと思うけど、その中でも見る方向・角度によってジャンジは3方向に分れて見てるんで、もちろんモニターで見える画面で判断するんじゃなくて、肉眼でやっぱり見るものを中心に目で追いますからね。だからその中でやっぱりジャッジとかがズレたり、今回も29対28が2人、1人は30対27っていうようなジャッジになる。それぐらい難しいジャッジだったと思うんで、もう少しやっぱり本当にフィニッシュに向かってアグレッシブに戦ってほしいなっていうのが本音ではありますけどね」

──一応結果としてはケイト選手は大晦日の試合はほぼ内定という?

「そうですね。今日の結果は色々反省点多いと思いますけど、大晦日に駒を進める形での調整をしていけたらいいかなと思ってます。ケイト側とはまだ話してないんで、横田(一則)コーチともしっかり話して、3カ月後にそこに進める準備が整うかのかどうか、その相談はしたいなと思います」

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