【写真】12月8日(日)大会に向け公開練習を行ったブラジルのビクトル・ウーゴ(左)とサイモン・オリベイラ(右)。
2019年12月8日(日)東京・新木場のスタジオコーストで開催される「PANCRASE 311」に向け、バンタム級王者のハファエル・シウバと同門のASTRA FIGHT TEAMから、金太郎(パンクラス大阪稲垣組/2位)と対戦するサイモン・オリベイラ(ブラジル)と、亀井晨佑(パラエストラ八王子)と対戦するビクトル・ウーゴが来日。5日に西新宿のHIDE'S KICKで公開練習を行った。
オリベイラ、ウーゴともにオーソドックス構え。オールラウンダーながらスタンドがベースのオリベイラはシャープなワンツーにヒジ打ちを披露。8連勝中のウーゴは力強い右ストレート&左右ミドル、そして得意だというアッパーカットを披露した。
サイモン・オリベイラ「自分も金太郎と同じストライカー、何もしなくてもチャンスは生まれる」
──日本の印象を。
「日本に来るのが夢でした。日本はとても建物が綺麗です」
──同門のハファエル・シウバ選手からPANCRASEについてどのように聞いてきましたか。
「ハファエルからすごくいい大会だと聞いています。勝てば自分のキャリアのプラスになり、選手として成長できると思っています。PANCRASEに参加できることはひとつの夢をかなえました。僕にとって新しい大きなステップ、チャンスです」
──対戦相手の金太郎選手の印象は?
「いくつかの金太郎の試合を見ました。とてもいい選手です。でも自分もここに勝ちに来ましたので、グラウンドでもスタンドでも、どのような形でも勝ちます」
──金太郎選手はとてもアグレッシブだが、どんな試合になる?
「戦争になります。私もすごくアグレッシブなスタイルです。いまの時点で試合がどうなるかは見えませんが、皆さんを感動させる試合ができると思います。スタンドで殴り合えばKOするし、関節技なら極めます」
──ハファエル・シウバ選手からの金太郎選手の注意点などアドバイスは?
「金太郎はとてもタフだと言われました。ハファエルからたくさんいいアドバイスを聞きました。特に自分の戦略は変えなくていいと言われています。自分もストライカーなので何もしなくてもチャンスは生まれます」
──ギロチンチョークは得意技なのでしょうか? バックボーンは?
「私のバックボーンはルタ・リーブリです。ギロチンは慣れた技です。一番よく使っていました。でもいまはもっと違う技も使っています。ホッシャ柔術でも茶帯です」
ビクトル・ウーゴ「将来のPANCRASE王者を見てほしい」
──日本の印象を。
「日本に来ることは小さな頃からの夢でした。それがかなって感動しています」
──同門のハファエル・シウバ選手からPANCRASEについてどのように聞いてきましたか。
「世界的にも大きなイベントだと聞いています。UFCとPANCRASEにはずっと出たいと思って機械をうかがっていました。PANCRASEに出ることで、UFCやBellatorに出るためのステップになると思っています」
──PANCRASEでの目標は?
「PANCRASEでベルトを手に入れるまで出たいと思っています」
──対戦相手の亀井晨佑選手の印象は?
「亀井のビデオをたくさん見ました。すごく手が速くてアグレッシブな選手だと思います。タフな相手ですが、僕もすごくアグレッシブで“ストライカー”と呼ばれるくらいスタンドも得意ですが、グラウンドでも8回くらい極めていますから大丈夫です」
──どんな試合になりますか?
「1RでKOします」
──ここまで8連勝の勝因をどのようにとらえていますか。
「8連勝のために特別なことはしていません。いつもベストを尽くすとたいてい勝ちます。勝因をあえて言えば、ASTRA FIGHT TEAMにいるから。すごく練習がハードです」
──2017年7月の試合から前戦2019年3月の試合まで1年8カ月、試合間隔が空いています。その理由は?
「1年空いたのはチームの方針でした。技術習得のため、キックボクシング、ムエタイ、レスリング、ルタ・リーブリなどをたくさん練習して、相手を驚かせるためでした」
──得意技とバックボーンは?
「右のアッパーカットが得意です。バックボーンはムエタイで黒帯、キックボクシング、レスリング、ルタ・リーブリ、ホッシャ柔術の紫帯です」
──ファンにメッセージを。
「自分のポテンシャルを見てください。将来のPANCRASEのチャンピオンを見てほしいです」