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【ボクシング】井上拓真がダウン喫するも判定3-0で那須川天心を返り討ち、IBF世界S・バンタム級暫定王座戦はグッドマンが西田凌佑に勝利、9Rから追い上げたマラジカが坪井智也をスプリットで破る、松本流星がWBO世界ミニマム級暫定王者に

2026/09/27 16:09
【ボクシング】井上拓真がダウン喫するも判定3-0で那須川天心を返り討ち、IBF世界S・バンタム級暫定王座戦はグッドマンが西田凌佑に勝利、9Rから追い上げたマラジカが坪井智也をスプリットで破る、松本流星がWBO世界ミニマム級暫定王者に

撮影/鈴木雄一郎

Prime Video Boxing 16 井上拓真vs.那須川天心2
2026年9月27日(日)東京・TOYOTA ARENA TOKYO

▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ 3分12R
〇井上拓真(大橋ジム/王者) 判定3-0 ※114-113、116-111×2
×那須川天心(帝拳ジム/挑戦者・同級1位)
※井上が2度目の防衛に成功。




 両者は2025年11月に行われたWBC世界バンタム級王座決定戦で拳を交え、井上が判定3-0で勝利し、王座を獲得。その後、那須川は4月にWBC世界バンタム級1位フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に9R終了時TKO勝ち。井上は5月に井岡一翔を判定で破り、初防衛に成功している。


 1R、サウスポーの那須川がジャブを伸ばし、井上は右アッパーの空振りから左フック。那須川のジャブに右を返す井上は、ジャブに左フックを合わせようとしたが空振り。那須川がジャブから左ストレート、これは井上がかわす。


 2R、井上がワンツーで前に出る。那須川のワンツーはバックステップでかわす井上。左へ動きながら前へ詰める。井上の右をかわした那須川が右フック。さらにジャブを伸ばす。左ボディからの右で那須川が前へ出ると井上はステップを使って離れる。クリンチから那須川が崩しながらの左フックで井上が倒れるがこれはスリップ。


 3R、那須川が長いジャブを突き、井上もジャブで対抗。井上がジャブからの右ボディ、那須川もすぐ前へ出て左ストレート。井上はワンツー。那須川のジャブ、左ストレートをかわす井上。井上はまたもジャブから右ボディ。那須川は長いジャブを伸ばしていく。


 4R、井上のジャブに那須川がジャブのカウンターを浴びせ、井上をのけ反らせる。井上はワンツーで入るも那須川はバックステップ。那須川は身体を振ってフェイントをかけ、左ボディを打ちに行き、2度目の仕掛けでは同じ動きで左フック。那須川の左ボディに井上が左フックを頭に引っかけ、那須川はマットに手を着くがこれはスリップ。オープンスコアは38-38、40-36、39-27で二者が井上を支持。


 5R、井上の左フックからの右ストレート、左アッパーが綺麗に那須川を捉え、場内がドッと沸く。那須川がジャブ、井上は右で迎え撃つ。打ち合いで左フックを当てる井上。


 6R、前に出る那須川の左ストレートは空振り。両者ショートのフックを交わす。クリンチが増える展開。井上の左アッパーがヒットし、那須川が追っていくようにジャブを打つが井上はもらわない。空振りが続く那須川。いきなり放った左ボディはヒット。井上はジャブ、バックステップ、右ストレートを打ってまたバックステップ。那須川の空振りを誘う。



 7R、一気に前へ出た那須川と打ち合う井上。那須川は左右に身体を振っての左ストレートでダウンを奪う。井上にロープを背負わせ、左を当てていく那須川。ロープを背負う井上は右ショートアッパーを打ち返すが、那須川のワンツー。カモンゼスチャーの井上。那須川がワンツー、左ボディ、那須川はワンツーから連打、井上はジャブを突くが、那須川の左でバランスを崩す。ジャブを突く井上に、回り込んで右フックを打つ那須川。井上がジャブ。


 8R、井上は右フック、ジャブからの右ボディ。那須川は左ストレートからの左ボディ。井上が下がりながらの右ストレートを2度ヒットさせるが、那須川は下がらない。井上のワンツーを空振りさせ、前へ出て左を当てる那須川。OPスコアは76-75(那須川)、77-74×2(井上)と井上がリード。


 9R、前に出る井上が低い体勢からの左フック、那須川は回り込みながらの左右フック。前に出る井上はワンツーを打つも空振りしてバランスを崩す。そこへ襲い掛かる那須川。左ストレートをヒットさせた那須川。互いにワンツーを打ち合い、その全てをかわす両者。最後は睨み合いに。


 10R、那須川のワンツーをダッキングでかわし、右ボディで突っ込む井上。那須川は連打で前へ出るが、クリンチにつかまる。那須川のパンチは井上のダッキングで空を切るが、ならばとボディを連打する。井上はジャブ、右ボディ。井上のクリンチが目立つ。左右ボディを連打する那須川に井上は左フック。前へ出る那須川をクリンチで止める井上。那須川の3連打は空を切った。


 11R、井上が左右ボディからの左フックをヒットさせ、那須川もすぐにワンツーを返す。那須川の左ボディ。スピードのある連打を繰り出す那須川だが、井上がダッキングでかわす。那須川のジャブから左ボディには井上がクリンチ。離れると打ち合いに行く井上がヒットを奪う。左フック、右ストレートが那須川を捉え、那須川のワンツーはダッキングでかわされクリンチに持ち込まれる。左ストレートで追いかける那須川だが決定打は奪えない。


 12R、那須川のワンツーはやはり井上にダッキングでかわされる。そしてクリンチ。那須川は右のパンチを様々な角度で打ち、右フックのヒット奪うが井上も左フックを返す。ボディを打ち合ってクリンチ。左フックを当てるとすぐにクリンチする井上。那須川は左アッパーからの右ストレート。残り10秒で那須川が連打に行くが、井上は胴に組み付く。



 判定は114-113、116-111×2の3-0で井上が2度目の王座防衛に成功。敗れた那須川は井上を称え、深くお辞儀をすると涙を堪えきれず号泣した。

 井上は勝利者インタビューで「やっぱり強いです。ダウン食らったし、成長していると感じましたし、だからこそ自分も気合い入って返り討ちにすることが出来ました。まだまだ改善点がいっぱいあるし、あのストレートをもらったのは修行が足りない。でも、あそこで立て直しすることが出来たのは日頃のトレーニングの成果です。(那須川との)第1戦、井岡戦、第2戦…自分の中でも楽しい試合続きで集中してこの日々を送れたと思います。チーム大橋、チーム井上で勝ち取った勝利だと思っています。


 まだまだ自分はこの一本のベルトじゃ…まだまだ集めていきたいと思っています。天心選手が他の団体でチャンピオンになれば第3戦があり得るんじゃないですか。今日は本当にありがとうございました。まだまだベルトを増やして目標とする兄の背中を追いかけて突っ走っていきたいと思います」と語った。

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