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インタビュー

【KNOCK OUT】リベンジ戦に臨むKiho「前回と違うと思ってもらえる自信はある」、返り討ち狙う世愛「前回と同じように前に前に出て、KNOCK OUTらしく勝ちたい」

2026/09/18 01:09
 2026年9月20日(日)福島・KNOCK OUT常葉アリーナにて開催される『KNOCKOUT MX LIVE.2』。今大会はTOKYO MX1にて19:00~20:00のゴールデンタイムに生中継される。  全6試合となり、地上波生中継のオープニングを飾るのは第4試合のKNOCK OUT-BLACK女子アトム級3分3R、Kiho (KNOCK OUT GYM 調布)vs.世愛 (TEAM KAZE)となる。  両者は5月に対戦しており、左右フックの回転が速く前に出る世愛にKihoは下がって印象が悪く、フックの連打でのけ反ってしまった。それでもKihoが強い右ストレートを当てており、微妙な判定だったことから今回再戦が組まれた。 Kiho「こんなところで負けるわけにはいかない」 ──前戦は「MX LIVE」第1回という舞台で白雪ゆき選手にKO勝利でした。あの試合を今振り返ると? 「連敗していたので、とりあえず抜け出せてよかったなという感じですね。正直、自分でもああいう倒し方をするとは思っていなかったんですけど、パンチで倒せたというのは、自分の中で少し成長できた部分なのかなと思います」 ──実際、倒した時の感触はどうでしたか? 「それが、特になかったんですよね。だから逆にビックリしました(笑)」 ──そうなんですね。ただああいう勝ち方ができて、そこから意識の変化みたいなものはありましたか? 「やっぱり接近戦の練習も含めて、基本がすごく大事だなっていうのは、改めて思いました」 ──今回は、5月に敗れた世愛選手との再戦となりました。前回の世愛戦を今、改めて振り返ると? 「自分の悪いところが出て、それが負けにつながったのかなという感じですね。たぶん、下がるのが印象よくなくて、そこでポイントを取られてしまう部分があるのかなと思います」 ──試合中は、「下がろう」とか「下がらされた」というよりは、自分の取りたい距離を取ろうという感じだったんですか? 「そうですね。あの試合に限らず、自分の距離で闘いたくて、ああいう感じになってしまって。でも、自分で映像を見返しても、やっぱり下がってるように見えちゃって、印象は悪いよなとは思いました」 ──先ほど接近戦の練習についてのお話もありましたが、距離の取り方の意識を変えたりもしていますか? 「はい。距離だったり、当てるタイミングとかポイントだったりというところで、いろいろやっています」 ──改めて、前回実際にやってみての世愛選手の印象は? 「うーん…特にはないかなという感じですね。何か印象が残ってるかって言われたら、特に何かが強いとかはなくて。でも、その前までとは戦い方をちょっと変えてきたのかなっていうのは感じました。以前の世愛選手はメチャクチャ足を使って、距離を取って闘う感じだったんですけど、この前の試合では足を止めてガンガン前に来てたなっていう印象だったので」 ──「Kiho選手にはこういう戦法なら勝てる」みたいな。 「ですね。たぶん、みんなそう思ってると思います。まあ逆に、思ってくれていていいんですよ。相手がどうこうというよりは、自分がどうにかそこをクリアしていかなきゃいけないという問題なので、そうやって思ってくれていた方が都合はいいのかなと思いますね」 ──では今回は、前回とは違う闘いになる? 「はい。変えていかなきゃ勝ちにつながらないと思うし、やっぱり変わったところを見せなきゃいけないので」 ──変わったところを見せる自信は? 「自信はあります。自分で練習していても、感覚がちょっと今までと違うというか、掴めてきている部分はあるので」 ──今回の試合は、7月に続いて生中継番組『MX LIVE』の2回目になります。前回の勝ちも評価されて、連続で生中継枠に起用されているんだと思いますが、そこに関してはどうですか? 「ありがたいことではあると思うんですけど、試合に関しては、それでやることが特別変わるというわけではないですね」 ──先日はTOKYO MXの別の番組に出演してPRもしていましたよね。これも『MX LIVE』の効果ですし、今後はこういう機会も増えていかなきゃですよね。 「そうですね。やっぱりもっと知ってもらうには、ただ試合をしているだけでは広まりにくいのかなというのは思いますね」 ──また元王者として、またタイトル挑戦につなげたいところだと思いますが、BLACK女子アトム級のチャンピオンが横浜大会で変わりました。あのタイトルマッチは、どう見ましたか? 「予想通りでしたね。あの試合が決まった時に、平岡琴選手が勝つんじゃないかなと思っていたので、予想通りでしたし。それに王者が変わったことで、今後の自分に関しても、気持ち的に何かが違うような気はします」 ──というと? 「山田選手がもしこのまま王者だったら、次に私が挑戦するとしたら3回目になるじゃないですか。でも平岡選手とは闘ったことがないので、いつできるのかなという楽しみがすごくあります」 ──タイトルに関しては、今回の世愛選手にしても、風羽選手にしても、「元王者のKiho選手に勝ったから、自分にもタイトルマッチの権利がある」と思っていると思います。そこにも、改めて割って入らないと行けないですね。 「はい。踏み台にされるのは困るので、今回も含めて落とせないなと思います。KNOCK OUT女子の中心選手になることを考えたら、こんなところで負けるわけにはいかないし、女子アトム級にも人が集まってきたので、何としてでも最低限、タイトル戦に絡めるような場所にいないといけないですから。そうじゃないと一向にチャンスは来ないと思うので」 ──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう? 「世愛選手とは4カ月ぶりの再戦ですけど、前回との差を見てもらえたらなと思います。『前回と違うな』と思ってもらえる自信はあるので」 [nextpage] 世愛「今回はディフェンス重視で」 ──前戦、5月の常葉でのKiho戦は判定勝ちでした。あの試合を今振り返ると? 「正直、負けたと思いました。確実にクリーンヒットはもらっていたし、もう効いていたので。試合をしていての感覚は、もう確実に負けたなって思いましたね」 ──自分の攻撃の手応えはありましたか? 「2Rは自分が攻めている方が多かったと思います。3Rは分からないけど、2Rは確実に取ったなと思いました」 ──前回の試合がそういう実感だったということは、今回、世愛選手にとってはダイレクトリマッチになるこの再戦は、望むところだった? 「そうですね。もし次じゃなかったとしても、上に行けば確実にまた当たるとは思っていました。正直、自分にとってはKiho選手が一番タイプ的にやりにくいんですよ。だからここを越えれば、すごくデカいかなと思います」 ──そして次の試合にも関わる話ですが、試合をしてみてのKiho選手の印象は? 「とにかく距離が長いのと、パンチがうまいなと思いました。試合前は蹴りのイメージだったんですけど。長い距離で蹴りを使ってコントロールするし、接近戦になってもうまいパンチで攻められる感じでした」 ──逆に自分が攻めた部分では、Kiho選手の穴というか、突破口はどのあたりに感じましたか? 「Kiho選手は基本受けで、自分が出たところに合わせる感じなので、こちらが勢いよくバーッと行ったら、後ろに下がりながら打ったりするんですよね。自分の圧が強ければ強いほど、Kiho選手は下がって下がってのけぞるので、自分の圧力と回転力を生かして攻めたいと思っています」 ──試合全体としては、どういう展開にしたいですか? 「今回も、被弾する覚悟とまでは行かないですけど、前回と同じように前に前に出て、KNOCK OUTらしく勝ちたいです」 ──前回以上にガツガツ出て攻め込めば、より確実に勝てる? 「前回は自分がクリーンヒットをもらいすぎたので。正直、それがなかったら普通に勝ててたと思うんですよ。だから今回はディフェンス重視で、クリーンヒットをもらわないようにして、どんどん攻めていこうと思っています」 ──これまではディフェンス面に関して、もちろん軽視はしていないとしても、ちょっと優先順位が低かった、みたいなところがあった感じですか? 「そうですね。とりあえずガツガツ行けば何とかなるやろ、みたいな感じでした」 ──今回はTOKYO MXで生中継される「MX LIVE」の第2回になります。Kiho選手は前回7月の第1回でKO勝ちしての連続出場ということで、言わばKiho選手中心のマッチメイクという見方もできると思います。まず前回のKiho vs.白雪ゆき戦はどう見ましたか? 「YouTubeの生配信で見てたんですけど、本当にパンチを合わせるのが上手だなと、改めて思いました。自分としては、まずTVマッチに呼んでいただいたことがすごくありがたくて、それに相手がKiho選手だからまた注目度が上がると思うんですよね。自分としても前回は負けたと思っているし、ここで確実に勝てば注目度ももっと自分に集まると思うので、ダイレクトリマッチですけどもう1回、挑戦者の気持ちで闘うつもりです」 ──BLACK女子アトム級は今、選手が集まってきている中で、先日の横浜大会ではチャンピオンが交代しました。王座移動も含めて、この状況をどう見ていますか? 「ナメているわけじゃないんですけど、本当に相性的にはKiho選手が一番やりにくいので、ここを越えれば、自分にもベルトは見えてくると思っています。だから今はこの試合に集中していますけど、正直ここで勝ったら、12月の代々木第二大会でタイトルに挑戦させてほしいなと思います。チャンピオンになった平岡琴選手は相性がいいかなと思うので」 ──次がKNOCK OUTでは3戦目で、次も勝てばタイトルマッチはかなり近づくと思います。この状況は、自分ではどうですか? 「いや、何かうれしいですね。そういうことは考えてもいなかったので、率直に言えばうれしいです。ここまで来たからには、もう勝ち続けていかないといけないので、頑張るしかないって感じですね」 ──一緒に練習されているお父さん(犬丸吉幸・TEAM KAZE代表)やお兄さん(弾丸風太)からはどんなことを言われていますか? 「『とにかく勝てる』って言ってもらえてます。『世愛なら勝てるから、自分を信じて、仲間を信じて、絶対勝とう』って言われてますね」 ──今までの試合でもそうだと思いますが、やっぱり肉親のそういう言葉は大きな力になるのでは? 「はい、メチャクチャなりますね。お父さんとお兄ちゃんと、どっちかがいなかったらここまで続けられてないと思うし、2人がいるから、本当に自分が頑張れてるって感じですね。だから勝ち続けてベルトを獲って、恩返ししたいです」 ──ここまで来たことで、以前よりも大きい目標が見えてきたりしていますか? 「正直、ベルトは欲しいんですけど、それが一番じゃないんですよね。自分が頑張って勝った時に、みんなが喜んでくれる顔が好きなんです。家族だったり、大切な人だったり、友達だったりが喜んでいる顔を見るのが好きで、そのために頑張れています。もしベルトを獲れた後でも、みんなの喜んでる顔がもっと見たいから、どんどん試合したいです」 ──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう? 「自分の気持ちと、チームの強さに注目してほしいですね。この家族で十何年やってきている絆は本当に強いと思うので、家族で勝ちます」
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